CATでは毎年、芸術鑑賞会として「ビルボードライブ大阪」でライブ鑑賞を行っています。普段学生たちが行くライブハウスやホール、アリーナコンサートと違い「世界標準のライブレストラン」で上質な音楽と空間を感じる機会を設けています。今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり実施を危ぶまれましたが、少人数ずつ日程を分けて行うことになりました。

まずは11月20日（金）ギター専攻、キーボード専攻、総合音楽専攻（ギターパート、キーボードパート）の学生たちが「塩谷哲スペシャルトリオ【小沼ようすけ(gt) 大儀見元(per)】」のライブを鑑賞しました。

塩谷哲さんといえば日本を代表するサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のピアニストとしてパーカッショニスト大儀見元さんとともに80～90年代に活躍され、日本のワールドミュージックブームを牽引してこられました。その後、ジャズピアニスト、作曲・編曲家として活動しておられますが、学生たちにとっては子供向けカルチャー番組「コレナンデ商会」の音楽を制作しておられるということで馴染みがあるようです。

インストゥルメンタルの楽曲ですが、歌が聞こえるようなメロディと、トリオ演奏とは思えないふくよかなアンサンブルに、学生たちも「耳がしあわせ～」とウットリしていました。心地よい楽曲やみんなで手拍子で楽しめる楽曲もあり、贅沢な時間を過ごしました。

そして、11月29日（日）はベース専攻、ドラム専攻、総合音楽専攻（ベースパート、ドラムパート）の学生たちが「The Choppers Revolution（鳴瀬喜博×IKUO×村田隆行）」のライブを鑑賞しました。

The Choppers Revolutionは、日本のチョッパーベーシストのレジェンド鳴瀬喜博さん、11月号のベースマガジンの表紙を飾る「歪みベーシスト」IKUOさん、シンガーのサポートからアニソンまで幅広い活躍をする村田隆行さんによるトリプルベース・ユニット。この日の演奏は、トリプルベースに加え、白井アキトさん（Key）坂東慧さん＆ 川口千里さん（Drs）という豪華な顔ぶれ。パワフルな演奏に学生たちも大興奮！

MCも楽しく終始大盛り上がりでしたが、歓声はNGなので精いっぱいの手拍子と拍手を送りました。終演後「2nd stageも見て帰りたいです！！」という声もたくさん聞かれたのが印象的でした。

この先もボーカル専攻の学生たちがビルボードライブ大阪のライブを鑑賞する予定です。いい音楽に触れて、たくさん引き出しを増やしていってくださいね。

（キャリアセンター岡本）