自在なライティングワークでステージをより感動的に!
光と色が交錯するドラマチックなステージの演出に欠かせない照明スタッフ。ピンスポットやムービングライトの基本的なオペレーションをはじめ、ステージデザインに基づく照明プランの立案から設営、セッティング、演出までを習得。豊富な実習を通して現場対応力を磨きます。
3 POINTS基礎から実習、現場経験までを学び、成長しよう!
POINT1 充実した環境で基礎から学ぶ
器具や機材の扱い方から作業のルール・マナーなど、舞台・照明に関する基礎から学習。公共ホール並みの設備を持つCAT HALLは学びに最適な環境です。
POINT2 プロとして現場での経験豊富な講師陣
数々の現場を経験したプロの講師が実習を担当し、自らの経験を惜しみなく伝授。この実習を通して、照明に関する専門知識やテクニックを身につけます。
POINT3 関西で実施されるプロの現場を経験する
コンサート照明や演劇・舞台照明など、プロの現場に企業研修や産学協同特別授業、学外実習などで参加。現場経験を積み、実践力を養います。
プロの講師が直接指導!!実践力を身につける
専用機材を使用した特別授業開催!
演出の幅が広がるトータルな学び
『3Dマッピング』『ムービングプロジェクター』『特効』など、特殊な専用機材を使った特別授業を実施。舞台や照明などの演出部分を総合的に学びます。
ステージ照明の現場を体験!
機材の搬入搬出や吊り込み、本番と現場でスキルアップ
産学協同特別授業や高等学校軽音楽部連盟大阪など、学外会場や野外会場などの照明実習は、現場をそのまま実習に取り入れて現場感覚を養っていきます。
カリキュラムCURRICULUM PICK UP
照明ゼミ 12
照明実習と連動して行うゼミです。実際に行われる学内イベントに向けて、仕込み図を使用しながら設営を行っていきます。
オペレーション講義 2
基本的な音楽理論の習得を通じて楽曲への理解を深めます。譜面進行、拍子の数え方や感じ方を理解するほか、いろいろなリズムヘの対応も目指します。
メンテナンス実習 1
前期は延長ケーブルの製作を通して修理技術を習得。後期ははんだ付けの練習を通して信号ケーブルを製作、照明信号の流れも合わせて学びます。
照明実習 12
照明器具の取り扱い、仕込みからオペレートまで照明スタッフの基礎を学習。2年次は音響と合同実習を行うなど現場に応じて実践的な実習を行います。
照明工学 12
前期は舞台用語や照明用語、直流電流について学習。後期では専門用語や照明器具の構造、フィルターの種類、舞台照明設備、交流電流について学びます。
舞台制作 1
舞台美術(大道具)の歴史や種類を学習。照明の変化によって物体がどう見えるかなど、実践を交えて学習していきます。
ムービングライト 2
ムービングライトの仕組みから設営の仕方、データ入力方法、トラブルシューティングまでを学習。メンテナンスを通して構造についても学びます。
プランニング実習 2
CADソフトを使い、基本的な操作方法など、仕込み図の制作を学習。実際に学内イベントで使用する仕込み図も作成します。
ステージデザイン 2
仕込み図を作成する際に必要な色の知識や、曲構成表の作り方などを学びます。また、手描きでの仕込み図の作成なども習得していきます。
11年次で学ぶカリキュラム 22年次で学ぶカリキュラム
照明実習2/ムービングライト
堀田 裕子
CAT卒業後、照明スタッフとしてイベントの照明プロデュースを行う企業で経験を積む。コンサート・イベントスタッフとして全国ツアーや各地の現場でも活躍している。
授業の一つひとつが「現場」。即戦力を身につけよう
授業では、仕込みからシュート作業、リハーサル、本番、そして撤去まで、現場と同じような流れで行います。ムービングライトの実機に触れたり、PCを使ったプログラミングやシミュレーターを使うことも。
授業の一つひとつを「現場」とし、社会ですぐに役立つ即戦力となる人を育てるべく、基礎からじっくりと指導しています。
指導のモットーは、学生が自主的に行動できるようにアドバイスすること。
できるだけ手を出さず、学生たち自身で作業を行ってもらうよう心がけています。
照明は奥が深くて、本当におもしろい仕事です。
わからないことがあっても大丈夫。私たち講師陣がサポートします!
照明スタッフコース 2年
兵庫県立宝塚東高等学校出身 K.Sさん
SEKAI NO OWARIのライブで、音に合わせて輝く照明や、メンバーを照らすピンスポットライトに魅了され、舞台上の人を輝かせるお手伝いをしたいと思うように。
実習や研修などを通して、積極性が身についた
「照明実習」では、自分たちの中からチーフを決め、そのチーフによるプランニングで1からステージを作り上げます。
チーフになると責任は重大ですが、全て仕込み終わり、自分の決めた明かりを組めた時には大きな達成感があります。元々はどちらかというと消極的なタイプでしたが、実習や研修などで経験を積むことで、積極的に動けるようになりました。
目指すのは、ステージに立つ人を輝かせるだけでなく、それによって観客に感動を与えることのできる人。
「もう一度この公演を見たい」と思っていただけるような照明演出を作れるようになりたいです。