CAT TOPICS
ギタークラフト&リペアコース1年生「工場見学研修旅行」~後編~
>>前編はコチラ「ギタークラフト&リペアコース1年生「工場見学研修旅行」~前編~」
先日、一泊二日で行ったギタークラフト&リペアコース1年生「工場見学研修旅行」、
二日目はガッツリ製作の現場を見学する日となりました!
この日一件目は高峰楽器製作所さん。世界のTakamineブランドのアコースティックギター工場です。

現在、製品の約8割は海外市場で取引されているそうで、まさに日本が世界に誇るギターメーカー!
入口で出迎えてくれたのはスプルースの大木と限定生産された記念モデルのギターたち。


目を奪われる美しい木目に特殊な塗装、ヘッドにダイヤモンドがあしらわれたモデルも!!学生たちもしばらく見とれていました…


Takamine製品の特長やコンセプト、ギター内部の構造などを詳しく解説していただいて、製品も少し触らせてもらったりしつつ…いよいよ工場内へ!

この工場は2005年に新しく建て替えられた建物とのことで、
きれいに整頓され、セクションごとにエリア分けされた構内は、室温・湿度も管理されておりとっても作業しやすそうな環境。
CATのクラフト実習室も片付けないといけないですね…(笑)
量産工場ではありますが随所に職人さんの手作業が入っており、最初はただの木材だったものが工程を進むにつれギターの形になっていく様子をしっかりと見学させていただきました。





特に、普段はエレキをはじめとしたソリッドギターを製作している学生たちにとって、
アコースティックギターの構造や製作工程を生で見学できたことはとても勉強になったはず。
2年生になったら、アコギのリペアもやるからね!楽しみにしといてね!(笑)
質疑応答では学生たちの様々な質問に答えていただき、逆に「どうしてギター作りを学ぼうと思ったの?きっかけは何だったんですか?」と質問を受ける場面も。

「みんな若いのに、やりたいことがはっきりあって素晴らしいですね!」と褒めていただいて、学生たちはホクホクで工場をあとにしました(笑)。
さて、今回の工場見学ラストは知る人ぞ知る職人集団、寺田楽器さん!


国内外大小さまざまなギターメーカーの、OEM生産(他企業の製品を委託製作で請け負うこと)を主軸とした工場なのですが
メーカーからのオーダーどおり量産をこなすだけではなく、現在はそのメーカーに合うギターを寺田楽器さんから企画・提案することもされているそうで、
ギタリストなら知らない者はいないアメリカの某有名ギターブランド名義で発売予定のあるシリーズは、寺田楽器さん発案で企画が通り、近々この工場で生産が始まるそう。
工場内にはそうした門外不出の情報がたくさんあり、残念ながら当日の画像はほとんどご紹介できません…(笑)
でも学生たちは、そんな企業秘密をしっかりと目に焼き付けさせていただきました!

▲オーダー内容が細かく記載された仕様書までチラッと見せていただきました!
また、卒業生もたくさん在籍しており、先輩の活躍する姿を見学できたことも、学生たちにとって良い刺激になったのではないでしょうか?

長い会社の歴史の中で培われた数多くのノウハウを、正確に提供し続ける姿はまさに学生たち憧れの職人!

最後に工場長さんから「やりたいことを職業にして、やりがいのある仕事をしてください!」と熱いエールをいただき、2日間の工場見学研修旅行は全行程終了となりました!
普段は一本一本手作りで、ギター・ベース製作を行う学生たちにとって、
大量のギターが仕上がっていく工場の様子は、インパクトがあったことと思います。
また、各社の製品がどのように開発され、製造工程を進んでいくのかを知れたことは、今後楽器にまつわる仕事に就く彼らにとって、貴重な経験となったのではないでしょうか。
今回ご協力いただいたすべての企業のスタッフさんから感じたことは、みなさん自社製品に熱い愛情と絶対の自信を持っていらっしゃったこと。
今回見学させていただいた学生たちも、将来はそんな風に思える仕事にたどりついてほしいものですね!

お忙しいなか、ご協力いただいた企業のみなさま、本当にありがとうございました!
ギタークラフト&リペアコース担任・横山






