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ギタークラフト&リペアコース1年生「工場見学研修旅行」~前編~

ギタークラフト&リペアコース1年生「工場見学研修旅行」~前編~

作成日:2026/10/22

ギタークラフト&リペアコース1年生は、ギター工場や企業の現場を見学させていただく「工場見学研修旅行」に一泊二日で行ってきました!

 

毎年この時期恒例のこの行事、
今回は、静岡県ローランド浜松研究所さんと浜松市楽器博物館、岐阜県の高峰楽器製作所さんと愛知県の寺田楽器蟹江工場さんの4か所を見学させていただきました!
何はなくともまずは学校に集合!早朝集合なのでまだ眠そうな学生達は貸切バスに乗り込み…いざ静岡・浜松へ!!

 

訪問先1件目はローランド株式会社さんの浜松研究所!

 

創業から2000年前後までのビンテージ楽器を中心に展示している一般非公開のローランド・ミュージアムを特別に開放していただいたり
ローランド製品の開発に使用される特別なスタジオや設備を見学させていただきました。

 

「ローランド」と言えばシンセサイザーなどを連想される方も多いと思いますが、学生たちにとってはやはりBOSSの製品がなじみ深いところです。
ローランド・ミュージアムには、BOSSのコンパクトエフェクターの壁がありました!!

 

現代では”名機”と言われるようになったあのモデルや、「こんなのも発売されてたんだ!?」というモデルまで、こうやってズラーっと並ぶと壮観です!!
他には、おなじみ”ジャズコ”ことジャズコーラスのシリーズや

 

マニアの間では中古市場で100万円を超える価格(!!)がつくビンテージ機材などが広~い空間に並べられており、会社の歴史と照らし合わせながら代表的な製品をじっくりご紹介いただきました。

 

個人的にテンションが上がったのは、ミュージアム入口のドラムセット。

そう、あのテリー・ボジオ氏の本人使用機材!!
「ローランド」と言えばエレクトリックドラムも有名ですが、
2022年にあの老舗ドラムメーカー「DW」が傘下に入ったそうです。知ってました!?
学生も実際に座らせていただきましたが、まさに要塞。圧巻でした。

 

また、見学させていただいた設備の中で学生たちが一番驚いていた、「無響室」。
宙に浮いた床と、無数のグラスウールの突起が飛び出た壁。

分厚い防音扉を閉めると、一緒に入った学生同士、お互いの話し声の距離感が…近く感じる!?
担当者さん曰く、壁や天井に音が反響しないため、日常なら物音から感じ取れる”距離感”がほぼなくなってしまうのだそう。
入室後一時間ぐらいでギブアップされる方もいるというぐらい音の響きが無さ過ぎて違和感のあるこの部屋は、開発の段階において部屋の共鳴など「外的要因」を排除した、製品そのものの音色を確認するために使用される設備とのこと。
しばらく無響室に居た後に外に出ると、研ぎ澄まされた聴覚が一気に解放される感覚で、これもまた不思議な経験でした!
こういった特別な設備を使って、みんなの愛用しているあの製品やあのエフェクターが出来上がっていくんですね…

 

 

そして見学最後にはローランド製品の特別クリニックも!

今や、どこのスタジオにも必ず一台あると言っても過言ではないギターアンプ、JC-120のおすすめのセッティング方法やBOSSのコンパクトエフェクターについてのレクチャーなど本当に盛りだくさんの内容に、学生たちは「時間が足りない!」「ずっとここで話を聞いていたい!!」と感激していました(笑)。
後日談ですが、現在楽器店でアルバイトをしているとある学生は、このクリニックで教えていただいた内容を店頭でお客様にそのままお話しして、BOSSのコンパクトエフェクターをご購入いただいたのだとか!
現場で活かせる超・実践的なレクチャーまで(笑)、本当にありがとうございました!!

 

 

まだまだ見たい!と後ろ髪引かれる学生たちを再度バスに押し込んで(笑)
次は浜松市楽器博物館にお邪魔します!
さすが楽器の町・浜松。古代民族楽器からシンセまで、ものすごい量の楽器たちが展示されていました!

 

普段はいわゆる”竿モノ”と呼ばれるギター・ベースを中心に扱う学生たちは、世界中の多種多様な楽器に興味津々の様子で見学。

民族楽器の細かい装飾に驚いたり、見たことはあるけど触ったことはない馬頭琴や日本のお琴を弾いてみたり…
この日は特別展としてインドネシアの楽器が特集されており、分からないなりに適当にガムランを鳴らして「わー!それっぽいー!!」とテンションが上がる様子も(笑)。

 

時間の都合でかなり駆け足での見学になってしまいましたが、「また今度、友達とゆっくり来よう!」と、早くも再訪を決めた学生もいました(笑)。

 

早朝から長距離のバス移動とハードな見学をこなした学生たち、初日の行程はこれで終了。
浜名湖湖畔の宿舎でしっかり英気を養い、二日目に備えました!

 

→後編へ続く