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レッドブルボックスカートレースTOKYO2019ついに出場!!

レッドブルボックスカートレースTOKYO2019ついに出場!!

作成日:2019/10/18

 

10/6よみうりランドで開催された、レッドブル主催のボックスカートレースにギタークラフト専攻在校生・卒業生で参加してきました!!

 

動力の搭載は一切禁止。
自作のカートで坂道を下るレース。
速さはもちろんですが、カートの出来栄えやスタート前のパフォーマンスが大きく採点を左右する、まさに『おバカなレース』!!

 

6月から、沢山の方のご支援をいただき作業を進めてきました。
途中経過をこちらでもっと報告する予定だったのですが…色々とトラブル(後述)がありまして…結果報告になってしまいました…
でも、なんとか大会に無事参加してきましたよ!!

 

 

前回、今宮工科高等学校さんのご協力により三輪化された自転車フレームが届いたところまでご紹介しましたね(→前回の記事

 

 

ガッツリ溶接されたフレームに感動する学生たち。
Twitter上で学校に怒られちゃいましたが(笑)、ちょっとだけ校内で走ってみたりして、先行き不安な暗闇に、一筋の光明が見えてきた…
…と、参加している在校生・卒業生は思っていました…

 

 

しかし!フレーム完成に沸く彼らに、重大な見落としがあることが、大会公式サイトを改めて眺めていた卒業生の一言で判明したのです!!

 

卒業生「ちゃんと細かいとこまでルール決まってるんですねぇ〜。…アレ?ルールに『車輪は4輪以上であることが必要です』って書いてありますけど、大丈夫なんスか?これ。」

一同「…!!!!」

 

 

一斉に公式サイトを確認するメンバー。

 

一同「ホンマや…

 

なんと、「車輪の数」という恐ろしく根本的なルールを見落としていたことが発覚!!
しかももうフレームも出来上がってきてしまいました。
それはもうオーダー通り、しっかり三輪の。
この時点で大会1ヶ月前!!
ヤバイッ!!

 

もちろん緊急会議が行われ、あれやこれやと議論した結果…

 

 

付けました、四輪目。(笑)

 

「ルール上、タイヤ直径の最大は決まってるけど、最小は決まってない!」という、よもや「四輪以上」という根本的なルールを見落としていたとは思えない屁理屈で、キャスターを追加。
しかも、ちょうど強度的に不安のあった前輪と後輪の接合部分を支える構造!
まるで最初から付いていたよう!!(笑)
こうして、ルール上一つ足りない車輪をキャスター追加というちょっとアレな方法で何とかクリアした我らがマシンはここから急ピッチで製作が進みます!

 

 

アレよアレよとフレーム、ボディが出来上がりネックが付き…

 

 

完成!!フライング…いや、『ランニングV』だ!!

 

 

今回は、我らがキャットミュージックカレッジをはじめCATグループの皆さんや卒業生が在籍する企業さん、工業高校の先生や何故かスノーボードイベンターさんまで(!!)が、様々な形でご協力くださいました。本当にありがとうございました。

 

 

そしていよいよ搬入日。会場のよみうりランドまでマシンをトランポです!

 

 

会場についたら後輪2つがパンクしている、という安定のトラブル具合でしたが(笑)
大会前日の事務局の車検をなんとかクリア、いよいよ翌日がレース本番!!

 

 

しかも、発表された我らのマシンのカーナンバーは『1』!!
ということは…出走順はなんと1番!!

 

…って、アレ!?完成してから一回も走らせてないけど…!?
さあ、ギタークラフト専攻の“ランニングV”は、無事にゴールを通過できるのか!?

 

 

そしてレース本番!!

 

数カ月かけた計画の晴れ舞台だというのに、レース本番はあいにくの天気…
我々が出走する直前には小雨が降ってくる始末…

 

 

しかし、雨に負けていられません!イベントスタート、ということは我らがギタークラフト専攻の出走です!!

 

ドライバー2名は、ギタリストといえば…ということでジミヘンのコスプレ。
ギターを作るギタークラフト専攻ですから、出走前のパフォーマンスは当然ギターを弾きますよ!!

 

 

少々空振り気味のパフォーマンスを終えたら₍笑₎、すぐスタートラインに移動、いよいよレーススタートです…!!

 

 

「3…2…1…GO!!!」

 

マシン完成がギリギリすぎて、試走を全くしていなかった不安を引きずりながらのスタートでしたが、意外や意外、結構安定した走り!

 

 

強度を心配されたネックはスタート早々に折れてしまいましたが(笑)、これは結構いけるかも…と思ったその瞬間!!

 

 

クラーッシュ!!!!

 

ジャンプ台手前でマシンごと前転しちゃいました!!
しかしここで終わるわけには…とドライバー2名はマシンのボディを抱えて走ってゴール(笑)

 

 

波乱のイベントスタートを切ってしまいました…

 

こうして、ギタークラフト専攻在校生と卒業生のちょっと変わったチャレンジは終了。
結構なクラッシュにもかかわらず、幸いにもドライバーはケガもなく、翌日には無事に帰阪いたしました。

 

 

今回、本当に大勢の皆さんに応援していただき、「ライブ中継見たよ!面白かった!」とたくさん声をかけていただきました。
また、会場でも「音楽の学校なの?面白いことしてるね~!!」と声をかけていただくことも多く、チームメンバーの卒業生・在校生は鼻高々だったようです。

 

ちょっと専門外のジャンルへのチャレンジでしたが、何より、これがなければ直接会うこともなかったかもしれない同じ専攻の先輩と後輩が、世代を超えてガッツリ仲良くなれたのも、とても微笑ましい風景でした。

 

 

参加した学生・卒業生は自らのエンタメ魂を燃え上がらせ、会場の来られていたお客さんはもちろん、中継を見て応援してくださった皆さんに楽しんでもらうという貴重な体験をできたと思います。

 

ちなみに、今回レース参戦して見事にクラッシュしたマシンとレース結果のレポートは、11/9(土)~10(日)に開催される、本校と大阪アニカレの合同学園祭「CAT伝説2019」にて展示します!要チェックですよ!!
沢山の模擬店出店やライブ開催など、年に一回のお祭りです!学園祭「CAT伝説2019」ぜひご来場ください~

 

 

(ギタークラフト専攻担任・横山)