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レッドブルボックスカートレース参加決定!!…したのはいいけど…

レッドブルボックスカートレース参加決定!!…したのはいいけど…

作成日:2019/09/06

 

先日、「本校ギタークラフト専攻の在校生と卒業生でレッドブルボックスカートレースに参戦決定しました!!」という記事をこちらのコーナーで掲載しました。
とりあえず、マスコットキャラクターを決めよう!ということになり、上記イラストの運転手『チビヘン』くんに決定!₍笑₎

 

チビヘンくんからコメントもらってますよ!

↓↓↓

 

「こんにちは!おいらチビヘン!『RED BULL BOX CART RACE 2019』にキャットミュージックカレッジ専門学校・ギタークラフト専攻の在校生&卒業生と参戦するんだ。みんな応援してくれよな!ギュイ〜ン!!」

 

チビヘンくんには、TwitterやInstagramでカート製作状況をリアルタイム配信してもらってます!
こちらもぜひチェックお願いします~

 

 

 

 

数年かかってけしかけ…じゃなかった、参加希望者を募り、何年も遡った卒業生からの参加表明もあり、レース参加権利獲得のメールが届いた時にはそこそこオトナの数名が、人目も憚らず小躍りするぐらい喜びました。

 

 

大会運営事務所から送られてきた、カート作成にあたってのレギュレーションの主な項目は下記の通り。

 

・マシンは幅1.5m×高さ2m×長さ4mまで。重量80kgを超えないこと。
・タイヤの直径は90cm以内。
・正常に動作するブレーキとハンドルが取り付けられていること。

 

『…セイジョウニ ドウサスル ぶれーき ト はんどる…』
ここでみんなの頭に一抹の不安が…
「…はたして、本当に人が乗って走れるようなカートを、自分たちが作ることができるのだろうか…」

 

 

これをご覧のみなさんはこうお思いでしょう。
「…おいおい!そんなノープランで挑戦しようとしてたんかいっ!」
そうです。「とりあえず、ギター作る能力はあるんだから、工作は得意でしょ!?」っていう、ちょっとよくわからない自信で応募したのは間違いありません₍笑₎。
でももう引っ込みはつかなくなりました。
でも早くも“土俵際”です。

 

そこからは製作メンバーの怒涛のリサーチが始まりました。色々な製作プランが出てくる中、有力な情報がYouTubeに!!

 

おお!これだ!これで行きましょう!
…ということで、カートフレームは自転車を三輪化するプランで決定。
少しでも予算を浮かせたい在校生&卒業生。自転車をタダで入手する方法はないかと調べたところ…

 

ありました!
西宮市が粗大ごみのリサイクル活動を行っている施設「リサイクルプラザ」の公式サイトで、「展示自転車を再生・修理してお持ち帰りいただけます」の文字が!!
しかも、市外の人間にも分けていただけるというありがたいシステム!

 

『粗大ごみ展示・活用施設 リサイクルプラザ』
https://www.nishi.or.jp/smph/kurashi/gomi/shisetsu/sodaigomi.html

 

西宮出身の卒業生曰く、「自転車はかなりの競争率で、オープン前から行列ができるみたいですよ」とのこと…
早速、自転車争奪戦に参加すべく、卒業生2名(分けていただけるのは一人一台なんです)で朝から西宮へ!
平日のオープン30分前にもかかわらず…すでに行列が…

 

 

これは出直しか…と少し諦めモードでしたが、オープンと共に駆け込み目ぼしい2台の自転車をなんとか確保!!
修理方法も指導員さんに丁寧に教えていただき、バッチリ使える状態にして後日引き取りの予約をとってこの日は帰りました。

 

わけていただいた2台はなんとなく形状も似てるし、十分に使える自転車!

 

 

西宮市さん、素晴らしいシステムです!
これをご覧の皆さんにも、ぜひ有効利用してほしいですね。

 

さて、無事フレームの元となる自転車は確保でき、土俵際で踏ん張りはつきました₍笑₎。
後日引き上げてきた自転車2台をバラして、カートのフレームに使えるようどんどん加工していく学生&卒業生。

 

 

チビヘンくんも頑張ってくれてます。₍笑₎

 

しかし、これをカート化するにはもう一つ難関があります。

 

「…溶接、どうする…?」

 

日頃、ギター作りでイヤというほど木を削っている(いた)在校生と卒業生。
木工についてはスペシャリストと言っても過言ではないでしょう。
ただ、金属の溶接となると赤子も同然です。

 

当初、工業高校出身のメンバーでできるのでは!?と一筋の光が差しかけましたが、溶接できる技術があっても、肝心の設備がありません…

 

しかしここで救世主が現れます!
高校軽音部さんが集まるイベントで、部員のみなさんの楽器をメンテナンスさせてもらっている我らギタークラフト専攻。
そんな高校軽音部の中に、工業高校の名前もあったのです!

 

大阪府立今宮工科高等学校さん!

 

藁をもすがる思いで軽音部顧問の辻岡先生に相談したところ…
「溶接の授業担当している先生に相談してみましょう」とのお返事が!

 

 

しかも後日「溶接の技術をお持ちの竹村先生もこのレースのことをご存じで、『協力しましょう!』と言ってくれています」との連絡をいただきました!
おお!まさに救世主!!

 

こうして完全に“土俵際”だった態勢を、うっちゃり…とまではいかないものの、少し押し返すことに成功!!

 

そしてほどなくして…見事にフレームの溶接があがってきました!!パチパチパチ!!
今宮工科高校・竹村先生、ありがとうございました!!

 

 

カッコイイーっ!!

 

 

フレームの仕上がりに感動する学生たち₍笑₎。

 

…しかしこの時、彼らは知る由もなかったのです。
レース参戦そのものが危ぶまれる根本的な大問題が、このフレームに潜んでいたことを…
彼らを襲う悲劇とは!?
果たしてカートは完成するのかっ…!?

 

<つづく>

 

↓公式サイトから、投票ができます。我らが「キャットミュージックカレッジ・ギタークラフト専攻」チームに清き一票を!!↓

https://soapboxrace.redbull.com/jp/ja/team/キャットミュージックカレッジ・ギタークラフト/

 

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『チビヘン@RED BULL BOX CART RACE 2019参戦』

Twitterアカウントhttps://twitter.com/GuitarCraft2019

Instagramアカウントhttps://www.instagram.com/guitarcraft2019

 

(ギタークラフト専攻担任:横山)