研修旅行
ラスベガス・ロサンゼルス研修旅行part4
今日のプログラムは2つ。
1つ目はクレンショー高校への訪問。
毎年、お世話になっているクレンショー高校ですが、改めてどんな高校なのか、ご紹介します。
ロサンゼルスのダウンタウンに程近いクレンショー地区に所在する高校で、ウーピー・ゴールドバーグ主演“天使にラブソングを2“のモデルにもなった“アイリス先生”が教鞭を取っておられる高校としても有名です。
このアイリス先生、土地柄貧困で犯罪が多発するところで将来の夢や希望を失いつつある青少年たちを、音楽を通して更正させ、高校内で結成した自らが率いるゴスペルクワイヤーを全米コンクールで優勝させるなど、輝かしい経歴をお持ちのエライお方なんですねー。
前回のブログでも報告しましたが、残念ながら今回アイリス先生は不在。しかし、今回のクレンショー高校のスペシャルプログラムも例年以上に盛り上がりました。
まず到着すると、クワイア所属の生徒やOB、先生がハイテンションでお出迎えいただきました。
そして早速、本日のボーカル講師のデボラ先生からボイストレーニングレッスン。
学生がアカペラで歌を披露し、その声の出し方についての指導をジェスチャーを交えながら指導していただきました。
続いては全員で合唱。プロのベーシストでもある、ネドラー先生の指導の元、ギター、ベース、ドラムを学生が担当し、ノリノリの演奏となりました。
ボーカルレッスンが終わると、息つく間もなく男子・女子に別れてステッピングダンスの練習。これにはみんな体力をかなり奪われていました。
クタクタになったところでお待ちかねの昼食。
昨年同様、メチャクチャ美味いフライドチキンが登場し、みんな美味しそうに食べていました。
昼食後も引き続きダンスの振り付け。昼食を食べて元気を取り戻した学生たちは、時間を忘れて踊りまくってました。(笑)
クレンショー高校でのプログラムの最後、キャットのみんなからデボラ先生、ネドラー先生へ楯を贈呈。
ネドラー先生から学生に対して、熱いメッセージ・・・。「貴方達は本当に素晴らしい。輝いている。そして、本当に来てくれてありがとう」と涙を流しながら、伝えてくれました。
クレンショー高校での感動も覚めやらぬまま本日2本目のプログラム。
映画・ゲーム・テレビ局の音楽制作や録音を主に行っている、Sonic Fuel Studioへ。
ここのオーナーのティム氏自ら、各コンポーザーが使用する、プライベートスタジオとコンポーザーを紹介してくださいました。
その後、大きなスタジオへ移動し、ティム氏が、これまでの自身のキャリアの説明を、映像と音を交えながら紹介。
その中には、日本のテレビドラマの曲もあり、資料や映像を見ながら学生達は真剣に話を聞いていました。学生たちからは音楽制作に関わる質問も飛び出し、予定していた時間をかなりオーバーして、この日のプログラムは終了しました。
さあ、明日は最終日、オプショナルツアーへそれぞれが参加します。