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音響わだの「チョッとチョッとな話」

音響わだの「チョッとチョッとな話」

作成日:2006/10/27

音響わだの「チョッとチョッとな話」

おはよーございます。 音響エンジニア専攻担任のわだです。 突然ですが、みなさんは超常現象やら謎の生物の存在をどう思いますか? UFOやらネッシーやらツチノコやらスカイフィッシュ・・・、中にはとんでもなく「?」のもありますが。 そんな中でも、僕が1番興味を持った「?」の生物を紹介します。それは・・・『鼻行類』(ビコウルイと読みます) 鼻行類は別名ハナアルキとも言います。1942年にスウェーデン人のエイナール・ペテルスン=シェムトクヴィストという人物が、南太平洋のハイアイアイ群島で発見しました。 (この時点で「?」という感じです。) 14科189種(そんなおるんかい!)のこの鼻行類がなぜ鼻で歩行するようになったかというと、ハイアイアイ群島は滑りやすいので、転ぶのを防ぐために鼻で体を支えたのが発端という説と昆虫を捕食する為に、地面に顔を擦りつけたことによりこのような進化を遂げたという説があります。 (ここまできたら、どっちでもいいような気がしますが・・・) ちなみに捕食するのに粘着力のある鼻汁を垂らして魚をつりあげたという種類もいます。(すごすぎる・・・) 1957年の核実験によってハイアイアイ群島は消滅し、同時に鼻行類も絶滅したとされています。 みなさんどーですか? どんな生物か見たくないですか? そもそも、『鼻行類』は1961年にハラルト・シュテュンプケ名義で書かれた、架空の生き物「鼻行類」を解説している書籍なんですね。フィクションなんですが、「鼻行類」の生態などに関しての学問的な表現はかなり説得力があります。鼻行類についての記述だけではなく、ハイアイアイ群島の現地人の文化や、鼻行類研究の歴史などもそれらしく書かれています。鼻行類がどんな生物なのかは、この書籍で見ることが出来ます。(見るとかなり笑えます。) と、音楽に全く関係のない紹介でしたが・・・ 何事にも興味を持つのは良いということで。 失礼しました。