CAT TOPICS
【PRS Guitars Japan・大坪氏特別授業を開講しました!】

アメリカのギターブランド、PRS(Paul Reed Smith)の日本法人であるPRS Guitars Japanの大坪氏をスペシャルゲストに招き、
ギター・ベースの製作やリペアを学ぶギタークラフト&リペアコースの学生に向けた特別授業を開講しました!

大坪さんは日本法人におけるCS (Customer Support)&QC(Quality Control)セクションのマネージャーで、
PRSユーザーへのサポート業務とともに、現在日本に輸入されるすべての製品の品質・在庫管理をされているとのこと。
そして、なんといっても本校ギタークラフト専攻(現・ギタークラフト&リペアコース)の卒業生、
つまり今回の受講生たちの大先輩、というわけです!!

この日は現コース担任とのトーク形式で、CATでの思い出から現在に至るまでのご本人の経歴に触れつつ、
PRS Guitars Japanでの業務内容や、同ブランド製品について詳しく解説していただきました。


大坪さんはCAT卒業後に単身渡米、楽器産業の本場で英語を習得しながら知見を広め、
帰国後に音響機器・楽器業界で幅広く活躍…という、本校卒業生の中でもちょっと変わった経歴の持ち主。
PRSというギターブランドについてのお話ももちろん魅力的な内容だったのですが、
“自分のやりたいことを如何にカタチにするか“を考えて貫き通し、「まだまだこれからです!」と話される行動力に、学生たちも感銘を受けた様子でした。

ちなみに、この日持ち込んでもらったPRSのギターの中に、大坪さん自らPRS社にオーダーした一本がありました。

▲自身のオーダーモデルを手に詳しく説明してくださいました
PRS社には、『エンプロイギター』という制度があり、一定の年数勤務したスタッフにはなんと自分だけのスペシャルギターをオーダーできる権利が付与されるのだそう(!!)で、それがその一本とのこと!なんて夢のある話…!!
「自社に長く務めるスタッフにこそ、自分たちの関わるブランドのすばらしさを知ってもらおうという、アメリカのギターメーカーらしい発想の“スタッフ特典“ですね。」と大坪さん。
実はこのシステムでオーダーしたスタッフは日本国内では大坪さんが初だそうで、会長であるPaul Reed Smith氏直々の賞状?が一緒に送られてきたとか!スゴイ!!

▲ヘッド裏にしっかりと大坪氏の名前が入ったスペシャルモデルを羨望のまなざしで見る学生たち(笑)。
貪欲に「好き」を突き詰める卒業生・大坪さんに、たくさんの刺激を受けた在校生たち。
大坪さんに負けないぐらい行動力を発揮して、将来の楽器業界を背負って立つ若者になってほしいものですね!!
最後に在校生と大先輩で記念撮影!

PRS Guitars Japanさま、大坪さん、ご協力ありがとうございました!!
ギタークラフト&リペアコース担任・横山






