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音楽ビジネスコース卒業生紹介No.6

音楽ビジネスコース卒業生紹介No.6

作成日:2024/07/26

 

澤田 歩実さん
2020年度卒 大阪府大阪市出身

 

会社名
株式会社ゼロステーション

 

■現在の仕事内容について教えてください。(担当している業務、現場など)
フジテレビ 朝の情報番組 「ノンストップ!」(関西で放映していません)のAD

 

■仕事の面白さややりがい、音楽業界の仕事の魅力について教えてください。
現在、担当している「ノンストップ!」は情報番組なので、正直に言うと、毎週を乗り切ることに必死で「よかったー、乗り切れたー」というくらいの感情が起きるくらいです。しかし、過去に特番やロケ企画に携わった時に感じたことは、特番の現場が初めてのバラエティ番組のような雰囲気だったため、それまでの仕事に比べて全く異なる業務に戸惑いを感じました。就職して2年目のことでしたが、それ以前とはまったく異なる経験を積むことができました。

また、特番に参加することで、テレビ番組制作における基本的なスキルを学ぶことができました。特に、ロケ企画は自分がロケ地を考えることが初めてで、自分の担当するロケが近づいてくると、もちろん自分の責任で対応しなければならないため、忙しさに困惑することもあります。また、他のADが担当するロケに手を貸すこともあり、自分のロケが近づくと帰宅できないこともあります。その時は辞めたいとか帰りたいと考えることもありますが、一旦全てが終了し、ロケに協力してくれた様々な人々に感謝の意を伝えると、お礼の言葉が返ってくることを経験して、とても良い経験だったと感じました。

 

■CATで学んだことが今の仕事に活かされていると思うことはありますか?
テレビに関する詳しい授業は特にありませんが、思いがけないところで役に立つこともあります。例えば、ケーブルを巻くことや、ロケの際にロケバッグに必要なものを入れておくことなど、直接的にテレビに関する知識を学んだわけではありませんが、身に着けたスキルが仕事に役立っていると思います。

 

■これから業界をめざす後輩たちに向けてメッセージやアドバイスをお願いします。
正直に言えば、ADという仕事は誰でもできると思いますが、それを継続してこなすことが難しい仕事だと感じます。私が現在の会社に入社した際、「同じ場所でアルバイトを6年間続けてきたので、忍耐力はあると思います」と言ったことがあります。初めて担当したバスケットボールの番組は、バスケットボールシーズンに合わせて1シーズンを完走しました。しかし、その後、特番を挟み、ロケ番組の担当に変わってからは先輩や上司、環境との合わなさを感じ、4ヶ月ほどでその番組担当を辞めることになりました。そして、今の番組に所属していますが、現在は周囲の人々や仕事内容についても問題がなく、辞めたいという気持ちはありません。

私がこういった環境にいられるのは、今の会社であるゼロステーションの方々が社員のことをよく考えてくれているからだと思います。これは私の個人的な意見ですが、テレビ業界に限らず、自分の気持ちをオープンに伝え、それに真摯に向き合ってくれる会社を探すことは非常に重要だと感じています。これが一つの指針として役立つかもしれません。