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CAT祭り「アーチドトップ削り出し実演」レポート!!

CAT祭り「アーチドトップ削り出し実演」レポート!!

作成日:2021/07/01

6/12~13に本校で開催された、『CAT祭り2021』。毎年この時期に開催されるこのイベントは、入学から2カ月たって学校生活にもそろそろ慣れてきた新入生や、卒業後の進路についてぼちぼち詰めていかないといけない2年生に、それぞれが目指すエンタメ業界への熱い思いを再確認してもらうおうというイベントです。

 

音楽・ダンス・アニメなど、様々なコンテンツが用意されるなか、ギタークラフト専攻ではちょっとスペシャルな特別授業?実演?を開催しました!

 

その名も『~あの美しい曲線はどうやって生まれるのか!?~アーチドトップ削り出し実演』!!

 

“アーチドトップ”とは、王道ギターのレスポールモデル等に代表される、ギターやベースのボディトップに施される美しい隆起のこと。伝統的な手法では、この美しい曲線は職人の手によってひとつずつ削り出されて作られるのです。

 

今回、実演してくださったのはギタークラフト専攻で楽器製作の授業をご担当いただいている松原先生。松原先生は枚方で「松原工房」というギター工房を経営されており、オリジナルブランド『Mah』にてアーチドトップのフルアコースティックを中心としたギター製作をされています。

 

この日は、ご自身が過去に製作されたフルアコをオーナーさんから借りて来てくださり、まずはアーチドトップギターの仕組みと大まかな加工工程を解説。

 

 

 

そして、いよいよ削り出し実演!!机の上に置いたトップ板を、なんと膝で押さえながら削っていく姿に一同驚き!(笑)

 

 

この作業用に特別に仕立てられた鉋(かんな)を使用して削った木材は、何ともしっとりとしたキレイな切削面!みんな触ってうっとりしています…(笑)

 

 

実演を見せていただいた後は、学生たちも思い思いに削り出しを体験!持ってきていただいた鉋をあれこれと試しながら、その職人技の難しさに四苦八苦していました(笑)

 

 

2年生は、ちょうど次の作品でアーチドトップを製作する者もいたので、とても良いタイミングでプロの技を見せていただくことができました!

 

何より、普段の授業ではとても優し~い印象な(笑)松原先生の、職人さんの一面を見ることができて、学生たちも感動していたように思います。今回の経験を、学生たちは次回作品で活かすことができるのか!?どんな作品が出来上がってくるのか、楽しみですね!!

 

 

そして、コレをご覧になってちょっと楽器業界のお仕事に興味を持ったそこのアナタ!!8月22日にエンタメ業界のお仕事について一挙にご紹介するイベント、『エンタメ業界お仕事発見フェスタ』開催決定!

 

楽器業界のお仕事として、【楽器店のお仕事】【クラフトマンのお仕事】【リペアマンのお仕事】を詳しく解説いたします!

 

【楽器店のお仕事】には、イシバシ楽器・梅田店の現役ストアマネージャー、近藤氏が来校!!「楽器店の店員さんって販売以外にどんな業務をしているの?」「楽器店の店員さんになるには、どんな知識・技術が必要?」詳しく解説してくださいますよ!

 

また、【クラフトマンのお仕事】【リペアマンのお仕事】でも、これまた現役エンジニアの本校講師が仕事で使用する大小さまざまな工具や設備をとおして、実際の作業工程など普段は目にすることができないプロのお仕事を解説します!

 

その他、表方・裏方、色々なジャンルのお仕事を知ることができるスペシャルな一日!是非ご参加ください~

 

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ギタークラフト専攻担任・横山