CAT TOPICS
普段、裏方の学生たち・・・。
2020年度も後期最終授業を迎えました。今年度は、新型コロナ対策を工夫しながら2カ月遅れの6月授業スタート。そのため夏休みは短く、イベントは無観客や配信に変更、振替授業等、沢山の困難を乗り越え後期試験週間も一旦終了ということころまで来ることができました。
さて、最終週の授業の一コマを拝見! 少し前から噂が拡がっていた授業をご紹介します。
毎週水曜日にCAT HALLで行う音響エンジニア専攻と照明スタッフ専攻の2年生たちの『PA実習2/照明実習2』という授業。いつもは、演奏系学生たちも含むミュージシャンたちを迎えて、朝から仕込み、昼からリハ~本番、そして夕方バラしという一環したイベント現場の流れに沿う実習です。
みんな試験も終わり、最終週に自分たちで企てた内容が、なんと「自分が出演するイベント」!
CATの技術系学生は、高校生時代に軽音楽部に所属していたなど、バンド経験も豊富にある学生たちが在席しています。その学生たちが最後はステージで演奏して卒業したいという思いをもって企画したんだと思います(笑)。自分たちで演者と裏方、良いですね。演者の気持ちがわかる裏方のスタッフって、その立ち振る舞いでわかりますよね。
出演は、バンド2つと、何と・・・アイドルグループのような2グループ。高校時代、某有名高校軽音楽部にてベースキャプテンだった音響アシスタントの先生は、ギター持って学生と一緒に歌いまくり、また、学校では裏方に徹しているのですが、学校を離れればドラマー、ギター娘にベースプレーヤー・・・。ちょっとした時間で合わせたらしいのですが、上出来だと思います!!
そして、秘密練習しているところを見てしまった照明アイドルチーム。講師の先生も一緒に参加しているとは知らんかった・・・。2チームあり、これは強烈なインパクト!!全く守備範囲ではないところでも、先生は一緒に飛び跳ねて頑張ってる~。若い、その本気のやる気に敬服致します!!しかし、全員服装的には裏方仕様なのは・・・これは仕方なしかな・・・。
約30分間のステージ、ホールで実習やイベントをする時は、換気をしながらという習慣が身についています。演奏も音響・照明も自分たちで行い、当然ながら最後は自分たちでバラします。本当に苦労した1年間でしたが、色んな無理難題のイベントにも答えてくれた素晴らしい2年生でした。
ホント、ありがとう!!
(キャットミュージックカレッジ専門学校 校長 井原)