新型コロナの影響で授業スタートが遅くはなったものの、遅れを取り戻すべく…でも安全に気を付けながら…キャットは色々と工夫をしつつ授業を開講しています。
学生たちも登校時の検温やこまめな消毒に慣れてきて、少し普段の学内の雰囲気を取り戻してきたかな？というところ。

ギター・ベースの製作を学ぶギタークラフト専攻の教室では…

…刃物を研いでる！？

そうなんです。クラフトマンにとって、自分の使う道具の調整（「仕立て」といいます）も大切な仕事の一つ。

いつもならGW前くらいに見かけるギタークラフト専攻1年生の授業風景なのですが、本格的に授業が始まったのが6月からということもあり、現在急ピッチで研ぎの作業を行っています。

もちろん刃物をしっかりと“切れる“状態にすることが目的なのですが、実は刃物研ぎには職人にとって大事な側面がもう一つ。
刃物を研ぐ作業は、動作の乱れや気の緩みが顕著に出てしまいます。
まさにその時の自分を映す鏡のように…！

だから自分の研いだ刃物をのぞき込む学生の目は真剣そのもの。

毎年ギタークラフト専攻新入生は、こうして楽器製作の準備をしながら「いかに自分を集中した状態に保つか」を学ぶのです。うーん、カッコイイ～ッ！！(笑)

それにしても、うら若き乙女がノミを持ってニッコリ微笑む姿はシュールですね…(笑)

さあ、これが終わればいよいよ1作目のギター製作に突入です！！
こちらでまたギター製作の様子をアップしますね！お楽しみに！！

ギタークラフト専攻担任　横山