大阪のダンス・音楽専門学校 キャットミュージックカレッジ専門学校

「職業実践専門課程」認定校。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、音響、映像、照明、ダンスなどのプロを目指すため大阪の総合音楽専門学校。

  1. Home
  2. >
  3. > > 【ギタークラフト専攻】アコースティックとエレクトリック、両方向からギター・ベースを考える特別授業!

【ギタークラフト専攻】アコースティックとエレクトリック、両方向からギター・ベースを考える特別授業!

作成日:2019/09/09

9月というのに、まだまだ暑い日が続きますね…
中高生の皆さんは夏休みもおわり、日常に戻った感じでしょうか?
CATは8月後半早々と夏休み終了、つい先日前期試験期間も無事終わりました。
ほどなく一旦通常授業は終了となり、しばらくは実習期間となります。
本校の各専攻はこの実習期間に、普段の授業の成果を発表したり、特別な機材や設備を使用した授業を行うなど、様々な特別授業を開講します。

 

そんな中、我らがギタークラフト専攻も例に漏れず、2つの特別授業を開講しました!

 

ギタークラフト専攻は、文字通りギター&ベースの製作・修理を学ぶ専攻ですが、木材や構造からくるいわば“アコースティック”な技術・知識と、楽器内部配線からアンプ、音響機器に至るまで“エレクトリック”な分野もしっかり学べることが大きな特徴なんです。

 

今回の特別授業はまさにそのキャット・ギタークラフト専攻の特徴を体現したような2つの授業を、企業さんの協力を得て開講することができました。

 

特別授業アコースティックバージョン『学名:Dalbergia(ダルベルギア)の木材について、もっと知ってほしい!』

 

『Dalbergia』ってなんやねん!?って思いましたよね?
おそらく、この特別授業を受けた全員が同じことを思いました₍笑₎
この日、特別授業をご担当いただいたのは、八尾の木材業者「株式会社ときわぎ(https://www.tokwgi.com/company/)」の勝瀬さん。

 

 

数多く扱われている木材の種類の中で、「楽器製作に関する木材の話ならDalbergia(ダルベルギア)でしょう!」ということで、特別授業を行っていただくことに。

 

…で、「Dalbergia(ダルベルギア)ってなんやねん」っていうことなんですが…

 

「ツルサイカチ属またはヒルギカズラ属、学名 Dalbergia(ダルベルギア)」(Wikipedia)

 

古くから、ギターやベースに使用されている、ブラジリアン・ローズウッドや紫檀、ココロボなどのいわゆる銘木といわれる種類が多く属する植物の種類なのです。
ギター等の指板に使用されているインドローズもその一種、というとご存じの方も多いのでは?
他にも、ブラジリアン・ローズウッド(通称:ハカランダ)は、ワシントン条約で大規模な輸出規制が以前からかけられていることで有名ですが、2017年、同条約によってインドローズなどその他のツルサイカチ属の種も全て規制の対象になったことで、ひそかに楽器業界に激震が走ったんです。

 

そういった流れを踏まえ、楽器業界で活躍するためにはしっかりと知識を持っておくべき、という勝瀬さんのアドバイスを、学生たちもしっかりとメモを取って耳を傾けていました。

 

この日、勝瀬さんは、大変貴重なブラジリアン・ローズウッドをはじめ、たくさんの木材サンプルを持ってきてくださったんですよ!

 

 

やっぱりギタークラフト専攻の学生は木材を見るとテンションが上がるようです…

 

 

最後に記念撮影もパチリ!

 

 

貴重なお話をたくさん聞くことができました!

 

 

特別授業エレクトリックバージョン『シールドケーブル音比べ!』

 

ギターやベースの音をアンプ等に送り込むのに使用される「シールドケーブル」。たくさんのメーカーから、様々な材質・価格で発売されています。
しかし何と、このシールドケーブルで音が変わる、って知ってました!?
日頃、少しでも理想の音を…と楽器製作に勤しむギタークラフト専攻の学生たちですが、ユーザーが使用するシールドケーブルによって楽器そのものの音が変わってしまうとなると、さあ大問題。
「ホントに変わるの?」「どれくらい変わるの?」「じゃあどのケーブルがいいの?」そんな疑問を解決するきっかけに、と企画された特別授業です。

 

 

しっかりと音を聞き分けるため、校内のレコーディングスタジオにて、ケーブルごとにトラックを分けて録音しながら進めていきます。
レコーディングエンジニアにはギタークラフト専攻の音響の授業を担当してくださってる伊東先生。

 

 

楽器を演奏してくれるのは、ギター専攻2年生の塩路君と、ギター専攻・ベース専攻・ドラム専攻・キーボード専攻担任の常田先生。

 

 

そして、アドバイザーとして同じくギタークラフト専攻の電気の授業をご担当いただいている金谷先生もご協力いただきました。

 

そして!なんと大阪・摂津のケーブルメーカー「株式会社ORB(https://www.orb.co.jp/audio/company.html)」さんのご協力により、同社のシールドケーブルや電源ケーブル、マイクケーブルをデモ提供いただきました!
学生たちも、業界でも話題のケーブルを“聞ける”とあって、興味津々…

 

 

ついでにORBさんのマイクケーブルも試してみよう!ということで、日頃ベース&ボーカルとして活動されている常田先生が、歌声も披露してくださいました!
カッコイイ~

 

 

さて、結果は…すごかった!めちゃめちゃキャラクターが出ます!
これは、ケーブル類、みんな真剣に選んだほうがいいですよ!
一つ言えることは、ORBさんのケーブルの音は学生にも大人気でした、ということでしょうか!!₍笑₎

 

 


 

こうして学生たちは、ギター・ベースという楽器をアコースティックな木材の側面からと、エレクトリックな電気信号の側面から切り取って考察する、というスペシャルな時間を過ごしました。

 

今後は楽器に対する考え方も、少し違ったものになることでしょう。
株式会社ORBさん、株式会社ときわぎさん、ご協力ありがとうございました!!

 

(ギタークラフト専攻担任・横山)