卒業生トピックス
Art radishインタビュー「まず先に曲を作って、それに頭の中で妄想した物語を組み合わせていきます。本を書いてるみたいな感じで作っています」
2月8日にESAKA MUSEで開催された『SOUND JOURNEY 第二弾』の出演者にインタビューしました。
2年音楽ビジネス専攻コンサート/イベント企画制作コースの企画イベント『SOUND JOURNEY』第二弾が開催されました。”素晴らしい景色を巡る旅のようにジャンルにとらわれない様々な音楽、そして最高のライブをあなたに”というコンセプトを体現する多彩で熱いステージが展開。当日、大いにイベントを盛り上げてくださった出演者4組にインタビューしました。(取材・文:内原英子/大畑有紀/本田奈美/山田茜)
Art radish
http://art-radish1.jimdo.com/
メンバー/しょた(vo & g)、のやま(g)、あーりー(b)、やまけん(ds)
メンバー4人全員がCATで知り合い、結成された4人組ロックバンド。2014年11月学園祭で初ライブをし、月に1.2回のペースでコツコツとライブ経験を積んで、2016年『ミュージックレボリューション』でバンドとして、「オーディエンス賞」を初受賞。彼らの代表曲『Amy』をはじめ、気がつけば口ずさんでしまうような爽やかなメロディやギターフレーズが特徴的。
……映画のラストシーンで主人公が駆け抜けていくような、疾走感のあるライブでした。まず、今日のライブの率直な感想を聞かせてください。
しょた「とても楽しかったです!」
やまけん「技術的にはまだまだですが、オープニングとしてちゃんと役割を果たせたんじゃないかなと思います」
あーりー「お客さんもあったかい方々が多くて、楽しくライブができました」
のやま「マジで楽しかった!の一言です」
……キャッチーで爽やかな曲が多いようですが、曲作りはどんなふうにしていますか?
のやま「まず先に曲を作って、それに頭の中で妄想した物語を組み合わせていきます。本を書いてるみたいな感じで作っています」
やまけん「しもやま(のやま)くんは、ちょっと天才なんですよ(笑)。ほんとに口からポッとリリックが出てくるんです」
……ちなみに代表曲の『Amy』はどういう物語なのですか?
のやま「その前に『カルキ』っていう曲を作ったんですけど、それは戦争中のカップルの話で。彼女が死んじゃって男の人が悲しんでる歌なんですよ。『Amy』はその男の人を好きな女の子の視点から歌った曲なんです。だからけっこう切なくて、叶わない恋の歌ですね」
……メンバーのみなさんはこの春にCATを卒業されましたが、これからの音楽活動はどのように?
しょた「解散はせずに、暇な時にスタジオ入ったりしながら、仕事が休みの時にライブしようやって話してます」
……これからのバンドの目標を教えてください。
しょた「売れるというより、聴いた人に口ずさんでもらえるような曲を書けるバンドになりたいなって思っています」
……最後に、音楽業界で仕事をすることを目指しているCAT生へ、先輩としてメッセージをお願いします。
やまけん「有名になって、地元に恩返しできるアーティストになりたいので、CATのみんなも俺に続け!(笑)」
しょた「とはいっても音楽業界も厳しいので、やっぱり努力の積み重ねが大事だと思います。スタッフを目指す人も、アーティストを目指す人も夢をしっかり持ってがんばってください!」
あーりー「結局なんでも自分のがんばりやと思うんですよ。だから、自分のしたいことや目標を見つけて、しっかり準備していくことが大事なんじゃないかなと思います」
のやま「学生時代は社会に出ていくための準備期間やと思うんです。なので、嫌なことから逃げず、自分でよく考えて行動するようにしてください」
……本日はありがとうございました!