CAT TOPICS
照明機材の特別授業を行いました!
1/13(水)に照明機材の特別授業を行いました。
CATにない機材を何種類か持ってきていただき、実際に触らせてもらう授業です。
まずは機材の搬入から。
借り物なので、大事に扱っています。
無事CATHALLに搬入できたら、仕込み図を見ながら打ち合わせ。
今回のチーフである株式会社テクニカル・アートの西さんから、説明を受けます。
普段の仕込みと全く違うので、学生たちも理解しようと真剣に聞いています。
そしていざ仕込み!
これが今回持ってきていただいたムービングライトの一つ。
CATにあるムービングライトは30Kgくらいあるので、一人で持ち上げるのはちょっと大変ですが、これは10Kgくらいなので一人でも楽々持ち運べます。
仕込みができたらまずは使い方のレクチャー。
写真中央に写っているモニター画面をご覧ください。
ちょっと小さいですが…ステージが表示されているのが分かりますか?
これはシミュレーションソフトが入っているPC。この画面に出たとおりに仕込んだ機材が動くのです!こんな風に!
(映像では、画面右下にモニターが映ってます)
このソフトを使って事前に本番で使用する明かりのシーンを作ることができます。そして作ったデータを操作卓に流し込めば、その通りに機材が動くというのが簡単な仕組み。
シーンを作る作業は、結構時間がかかります。なので、準備時間が十分にないイベントの時はあると便利ですよね!
そして、このソフトとPCがあれば家でも照明で遊ぶことが可能ですね!
説明が終わったら実際に触らせてもらいます。
卓を触る傍らで、ムービングライトの内部構造の説明を受けている学生もいました。
中身なんて見たことない学生たちは興味津々!
そして、今回一番歓声があがったのはこのシーン。
ちょっとわかりにくいですが…誰も卓を操作していないのに、曲に合わせて照明が動いているんです!
このように、曲のタイムに合わせてプログラムすることも可能なんですね。展示会で決まった時間に、決まったショーがある場合、その時間に合わせてプログラムしておけば、その場に照明さんがいなくても明かりを動かすことができる、という使い方をするそうです。
いやしかし、これだけの数のムービングがあると、CATHALLじゃないみたいですね。むちゃくちゃカッコイイ…!!
最後は片付けをしてトラックに積んで授業は終了。
西さんを始め、今回講師としてお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
そして学生のみなさん、お疲れ様でした!
(教務:勝本)