10/24 @ OSAKA Blue Note ベーシスト人気No.1のビリー・シーンと、ジャズ／ファンク／フュージョン界で大活躍のデニス・チェンバース（ドラム）、そしてチック・コリアとの競演で知られるジョン・ノヴェロ（キーボード）の３人によるワールド・クラスのミュージシャンで構成されるバンド「Niacin（ナイアシン）」。そのナイアシンによる特別クリニックがキャットミュージックカレッジ専門学校の学生のためだけに行われました。 今回は大阪ブルーノートさんの全面的な協力のもと、会場もブルーノートを用いてナイアシンのステージをそのまま使っています。 前半はそれぞれの楽器パートごとにクリニックが行われました。まず、最初にドラムのデニス・チェンバースが登場。いきなりはじまった演奏は、次から次へと繰り出される超絶テクニックによる超ロング・ドラム・ソロがなんと１５分間にも及ぶものでした。　　 続いての登場は、キーボードのジョン・ノヴェロ。バッハの半音階的幻想曲にはじまり、B3オルガンによるジャズ・ブルース・ソロへと、たっぷりとハモンドの響きを聴かせてくれました。 そしてベースのビリー・シーンの登場。圧巻の高速ピッキングとタッピングによるベース・ソロには言葉もありません。それぞれのソロの後には、日々の練習方法や曲作り、機材のセッティングなどをレクチャーしていただきました。 後半はミニライヴが行われ、息のあった演奏とテクニックの応酬によるやりとりをたっぷりと聴かせてくれました。演奏終了後は質疑応答を行い、最後に記念写真を撮影してクリニックは終了。学生たちにとって本当に忘れられない一日となったでしょう。