CAT TOPICS
日本音楽スタジオ協会(JAPRS)主催『新プロ・エンジニア養成セミナー』 @ Studio Groove
6月14日(土)に日本音楽スタジオ協会(JAPRS)主催『新プロ・エンジニア養成セミナー』(以下、新プロ)が南森町にある<Studio Groove>にて今年も開催されました。
この新プロは主にレコーディングスタジオにおける<アシスタントエンジニア>の仕事を理解するためのもので、外部からの乗り込みエンジニアが来られた時に「何を求められるのか?」や事前の準備についてを学ぶセミナーとなっています。
JAPRSが毎年開催され、今回はキャットミュージックカレッジ専門学校とESPエンタテインメントの学生が参加しました。
そして、外部からのエンジニアとして、日本を代表するレコーディングエンジニア『吉田 保』氏に来阪していただきました。
また、Studio Grooveの松嶋氏と阪本さん(本校卒業生)がアシスタントエンジニアとして協力。
当日は吉田氏が持ち込みされた音源を元にミックス作業へと入りました。
ミックス作業を進めながら、吉田氏よりミックス技術の説明や解説。
松嶋氏からは波形編集を実際に学生に体験させたり、ProToolsの小技のレクチャーなど約2時間30分、終始和みながらセミナーは終了しました。
また、アシスタントエンジニアの松嶋氏と阪本さんからは、最近新しくなったStudio Grooveの機材の説明や音の説明も丁寧に行なって下さいました。
ちなみにアシスタントエンジニアは、乗り込みエンジニアに対して機材の説明はもちろん、録音・ミックスのお手伝いをします。
この時、エンジニアが次にどの作業をするのかを予測・準備したり、録音したデータの波形編集も行います。
録音やミックス作業が円滑に進むか否かは、アシスタントエンジニアの能力の1つです。
その後、参加した学生にJAPRSの修了書が手渡され、今回の新プロは終了。学生からは「早く家に帰って、復習したい!」という声も上がっていました。
(教務部 串間)