CAT TOPICS
[ギタークラフト&リペアコース]大阪のギター工房・ハイエンドミュージックさんに行ってきました!
以前、本校ギタークラフト&リペアコース学生に特別授業をしていただいた際、「工房にもぜひ遊びに来てくださいね!」とおっしゃっていただいた、ギター工房・ 株式会社ハイエンドミュージック 代表の八田さん。
もちろん、CAT生はこのチャンスを逃しません。ホントにお邪魔してきました!!(笑)
大阪市内、阪神・福駅ほど近く、なんとビル一棟丸々がギター工房という
学生たちにとっては夢のような建物にハイエンドミュージックさんはあります。
ギタリストの皆さんには、ギターブランドの『 Infinite 』を擁するギター工房、と言えばわかっていただきやすいかもしれませんね!
今回も代表の八田さん自ら、工房内の隅々までご案内くださいました!
工房内で特に目を惹いたのは、CNCルーターやPlek(Plekについては、ハイエンドミュージックさんの WEBサイト で詳しく紹介されていますので、ぜひそちらをご参考に!)など、コンピューター制御で稼働する最新の機材たち。
古くから人の手で行われている職人技に加え、近年ではこうした最新技術を駆使したマシンを取り入れたギター工房も増えてきました。
ここハイエンドミュージックさんでも、コンピューターによる精度・再現性の高い最新技術と細やかでフレキシブルな仕上げに向いた人間の手仕事の良いところをそれぞれ組み合わせた、現代的なギター製作を行っておられました!
学生たちも、見たことがない機材に興味津々。
また、木材を樹脂で固めて精度と強度を高めた「スタビライズドウッド」を自社で製造できる機材を備えるなど、新しいチャレンジもされており、まだまだ進化を続けているとのこと!これからも楽しみですね!
▲真ん中に見える灰色の窯が木材に樹脂を浸透させる機械。
▲木材を樹脂で固めた「スタビライズウッド」と、実際に使用したギターのボディ
前回の特別授業に八田さんと一緒に来校してくれた卒業生の橘くんも、普段の業務について丁寧に説明してくれて、学生たちの憧れの視線を一身に受けていました(笑)
よっ!先輩っ!!
他にも、ギター用の木材が所狭しと並ぶ湿度・室温管理されたシーズニングルームがあったり、
大型工場でしか見たことがない三点式のベルトサンダーなど、
ギター製作経験者には垂涎の設備を備えた工房でした!
学生たちも、将来目指す形の一つを見せていただくことができて大満足。
実は彼ら、長野・岐阜のギター工場をめぐる工場見学研修旅行というギタークラフト&リペアコースのビッグイベントが近々に控えています。
こうやって様々な現場を見せていただいて、将来のビジョンをどんどん固めていってほしいですね!
株式会社ハイエンドミュージックの皆さん、お忙しいところご協力ありがとうございました!!
ギタークラフト&リペアコース担任・横山