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音楽ビジネスコース4期卒業生が来てくれました!!

音楽ビジネスコース4期卒業生が来てくれました!!

作成日:2023/03/07

今年、卒業していく音楽ビジネスコースは35期生。
丁度、私が音楽ビジネスコース2期生途中から12期生までの約10年間、音楽ビジネスコースの担任をしていたのですが、この頃は、担任自らが、学生の就職先を開拓している時代で、私も教えながら色んな会社を訪問して学生を紹介、業界に進路を考えている学生を導いていた時代でした。井原

 

彼は荒金健二君。1990年に鳥取の高校からCAT入学、音楽ビジネスコース4期生。
もうそれなりの年齢なんですが、未だに「健ちゃん」と呼んでいます。
実は、自分自身の弟が同じ名前、そして丁度一回り違いのネズミ年。私が30才、健ちゃんが18才からの付き合いです。この頃の音楽ビジネスコースの制作は、私自身が、イベンターや放送局、印刷関係の業者さんも含めて、色んなかたちで、ノウハウを作っていた時代の学生さんたちなので、私も少し厳しめだったようで、怖かったらしいです(笑)。

 

卒業と同時に当時の大宝企画さんでお世話になり、梅田コマ劇場、飛天(現在は梅田芸術劇場)と13年、職場が株式会社宝塚舞台となり、現場は宝塚大劇場を中心に18年。同コースの後輩も数名お世話になったりしていました。また、ここ数年前の卒業生が、大道具さんとして昨日まで同じ現場だったそうです。(今年度も求人頂きありがとうございました。)

 

現在も、現役として宝塚大劇場の舞台進行を務めています。長い間、現場を支えて30年以上が過ぎ、50才を越えて現場のフォローや中堅どころを支える仕事が多くなってきたとのこと。数知れず多くの舞台作品に携わり、梅田コマ劇場「旗本退屈男/北大路欣也」「藤田まこと公演」や宝塚公演「マジシャンの憂鬱」「カラマーゾフの兄弟」「小さな花がひらいた」(全国ツアー)等、心に残る作品も多いと話してくれましたが、実際のところ、心に残るのはやはり「人」だそうです。

 

ある年、宝塚大劇場に音響エンジニア/照明スタッフコースの学生たちと観劇に行った時、開演前の客席から「健ちゃん」に電話すると、雪駄を履いた舞台さんが客席へ。裏方の準備もあるのに、わざわざ客席に出向いてくれたことがありました。いつも優しい舞台監督さんです。さて質問コーナーへ。

 

 

■業界に行って、今まで特に苦労したと思うことは?
沢山の芸能人の方々、演出、プロデューサー、技術、公演関係者も含め、沢山の人との接し方に苦労したと思います。

 

■気をつけていることは?
絶対に「健康」です。業界人ですが、生活のリズムを乱さないように極力努力して、身体のコンディションを良い状態に保たないと、現場仕事を長く続けることはできないです。

 

■良い想い出はなんでしょう?
沢山の良い先輩たちが、自分を勇気づけ、やる気を奮い立たせてくれました。そして、勉強する心を教えて頂きました。

 

■これから、舞台関連の仕事を続けていきます?
身体が動く限り、舞台の現場で頑張り続けます!! (さすがです。)

 

ここからは、学生時代のことです。

 

■入学した時の思い出
・新入生合宿で「青少年海洋センター」に行ったこと。同級生と想いをぶつけました!!

 

■現在も交流ある同級生
・和歌山の湯川君、その関連でシロウ君とマゲ、池田君。仲良かったボンちゃんは、ここ最近、連絡つかず・・・です。

 

■在学2年間で、特に印象深く残っていること
・某M先生が音響を教えてくれた授業で、自分が演奏することになり当時ベーシストだった自分は楽器を持参。しかし、焦ってベースの弦が切れてしまい、演奏に集中できずに残念だったことを斬新に憶えています(笑)。何故か、今はギター弾いてます。

 

・やはり学園祭。内容ではなくイベントが終わってから、「お疲れさん~」とラーメン?うどん?を先生と食べたことが、特に記憶に残っています(笑)。

 

■ご両親元気にされてますか?
・おかげさまで元気に歩いてます。(62才と50才の会話ですね。)

 

 

さて最後に、荒金君が入学した時の校舎は、桜ノ宮というところにありました。
今日は、初めて江坂校舎の全体を見学、そして音楽ビジネス実習室に。今は、PCが机に置いてありますが、あの時代は、ワープロ・・・たしか機種名は「文豪」だったかな。みんなで取り合いしていたのが懐かしいです。教室内に、彼らの学年でも、使用していたものを発見!!パンフレットの置き台とCDを入れたロッカー。中身を見て「あの時と全く違う~」と・・・(笑)。

 

宝塚大劇場「健ちゃん」ありがとうございました。

(井原)