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ギタークラフト専攻が三重県尾鷲市・市長さんから感謝状をいただきました!

ギタークラフト専攻が三重県尾鷲市・市長さんから感謝状をいただきました!

作成日:2022/12/26

先日、三重県の尾鷲市市役所にご招待いただき、ギター&ベースの贈呈式を行っていただきました!

 

ことの発端は2年半前、三重県尾鷲市さんから特産物の尾鷲杉と尾鷲檜の間伐材を使用して楽器を製作できないか?とのご相談を受け、当時の1年生(現在は卒業)が「ぜひやらせてください!」と手を挙げプロジェクトがスタート。
建材として使用された後に残った廃材を尾鷲市のひのきプレカット協同組合さんから譲っていただき作業を開始しました。

 

 

2年生になり図面作成、木材の製材〜ボディ加工に入った頃には、新型コロナウィルスの流行により作業を中断せざるを得ない状況となってしまったものの、その意志は一代後輩に受け継がれて現2年生が作業を継続、今年の秋口にようやく完成して寄贈させていただき、授業終了を待って先日、贈呈式を開いていただいた…というワケです。

 

当日はテレビカメラや新聞記者さんにも取材していただくということで、待合室にて緊張の面持ちの学生…

 

そして、市長室に通していただき、市長さんと副市長さんに製作したギターとベースを贈呈、

 

さらに市から感謝状もいただきました!

 

楽器と感謝状を持って記念撮影〜

 

なかなかシュールな画です(笑)

 

その後別室で記者さんから取材を受けました。

 

「檜と杉で楽器を作ってみた感想は?」
「それぞれどんな作業を担当されましたか?」
「作業で大変だった事はなんですか?」
「将来はどんな職業を目指していますか?」
「出来映えはどうですか?」
…などなど、たくさんの質問に丁寧に答える2年生。立派になりましたねぇ…

 

近年、楽器業界でも注目されている和材。
実際に製作した学生に聞いても、「比較的取り扱いしやすく、普段使用しているスタンダードな洋材にも引けを取らないサウンドでした!」と太鼓判!
何より作業中、ヒノキの良いニオイでとっても落ち着いたそうです(笑)

 

そんな尾鷲杉と尾鷲檜を使ったギターとベースは、三重県尾鷲市市役所1Fに展示されています!

お近くに行かれた際には(?)、ぜひ立ち寄ってみてください!

 

今回のプロジェクトを参考に、尾鷲市では今後もさらに有意義な間伐材・廃材の利用方法を引き続き模索されるとのこと。
学生たちが関わったプロジェクトが今後どう活かされていくのか、これから楽しみですね!

 

ギタークラフト専攻担任・横山