大阪のダンス・音楽専門学校 キャットミュージックカレッジ専門学校

「職業実践専門課程」認定校。大阪にあるボーカル、ギター、ベース、ドラム、音響、映像、照明、ダンスなどのプロを目指すための総合音楽専門学校。

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8/7(日)THE ORAL CIGARETTESあきらかにあきらさん(Ba / Cho) 音楽業界トーク&アンサンブルセッション 在校生イベントレポート

作成日:2022/09/16

音楽ビジネス専攻1年 大石海さんが、研修の一環として8月7日に開催されました、8/7(日)THE ORAL CIGARETTESあきらかにあきらさん(Ba / Cho)のイベントレポートを掲載していますので、ぜひご覧ください。

 


 

8月7日、キャットミュージックカレッジ専門学校のCAT HALLでTHE ORAL CIGARETTESのあきらかにあきらさん(Ba.&Cho.)による音楽業界トーク&アンサンブルセッションが開催されました。

 

 

まず先にトークが行われ、MCが学生からの質問を読み上げて、その質問にあきらさんが答えるという形で進められました。ベースを始めたきっかけについては、高校生の時にベース以外の楽器をしており、大学生になってから新しい楽器を始めたいと思ってベースを独学で始めたとのこと。その他、軽音部でバンドを組んでいた高校時代のエピソードの中で、レッド・ホット・チリ・ペッパーズに影響を受けて、そのコピーバンドをしていたこと。毎週末に生駒市のレイブゲイトというライブハウスで行われる高校生イベントに参加して、他校の高校生とコミュニケーションをとっていたこと、奈良ネバーランドという地元のライブハウスによくライブを観に行っていたことなどをお話しされていました。

 

 

人見知りでなかなかバンドが組めない場合はどうすればいいかという問いには、自身も人見知りだったことを打ち明け、好きな音楽やアーティストを話題にしたりして、自分から心を開いて話しかけ、相手に歩み寄ることが大切だとアドバイスしてくださいました。
また、進路に悩んだ時にどのように決断したのか、自身の体験を交えて語ってくださいました。あきらさんは中学時代にお笑いが好きで、笑えることが一番幸せだと感じていたそうです。音楽活動と勉強の両立は大変だったが、悩んだ時は自分が笑っていられる方を選ぼうという基準ができて、プロのミュージシャンの道を選んだとのこと。
MCにコロナ禍でのバンド活動について訊かれると、THE ORAL CIGARETTESはライブをメインで活動しているバンドなので、一時は先が見えなくなったが、仲間のミュージシャンと声を掛け合って乗り越えてきたとお話しされていました。ライブができずとも、アルバムの世界観を展示するツアーを開催し、その中でトークイベントも行ってファンと交流し、新たな可能性を見出したそうです。その他、これまでのバンド活動を通して印象に残っている対バン相手はSiMとお答えされていました。

 

 

今後の抱負としては、自分でベースを作りたいと思っていること、そして、将来ミュージシャンや音楽業界の仕事を目指している人に影響を与えられる存在になりたいとお話しされていました。そして、「音楽を作っているのは人で、音響や照明の仕事をしているのも人。この便利な世の中も、一人一人の人間が作っていった結果、今がある。だから、やりたいと思うことがあれば、自分から動けばなんでもできるんじゃないかな。本気でそう思っています!」と発言。このトークの締めの言葉として、「たとえ誰かが反対しても、その思いをちゃんと伝えればわかってくれると思います。だから、(誰かに決めてもらうのではなく)まず自分自身と会話して、自分のやりたいことに正直にまっすぐ進んでいってほしい。応援しています!がんばってください!」と学生たちにエールを送ってくださいました。

 

 

次にアンサンブルセッションに移ると、ステージ上にはベースアンプ2台、ギターアンプ2台、キーボード1台、ドラム2セットがセッティング。あきらさんは黒の5弦ベースを右肩にかけて再登場しました。

 

 

このアンサンブルセッションでは、事前に課題曲として通知されていたTHE ORAL CIGARETTESの『ReI』のサビ部分をあきらさんと学生がセッションしました。応募者が多く、全9チームに分かれて演奏し、スピーディーに転換しながら次々とセッションが展開。その限られた時間の中でもあきらさんは参加した学生にやさしく的確にアドバイスをされていました。

 

 

1チーム目の在校生の演奏では、「めちゃくちゃ上手ですね。びっくりした!褒めることしかできない」と大絶賛。3チーム目にアニメーションカレッジ専門学校の学生がリードギターを演奏した際は、(アニメのみならず音楽の技術も高く二刀流で)「ずるいですね!計り知れない…」と驚いている様子でした。4チーム目のボーカルを担当した高校2年生に向けて、「カラオケじゃない。ちゃんとライブしてるなと思いました」と褒めてくださっていたのも印象的でした。
一方、ただ褒めるだけではなく、緊張からか楽器のセッティングで少しミスをした高校生には、そのことをプロの目線で指摘されつつ、「将来、笑い話にして(笑)」と失敗を恐れないように、温かいお声を掛けてくださる場面もありました。

 

 

 

このアンサンブルセッションの中で各チームの転換時にもあきらさんへの質疑応答が行われました。ベースのスラップやタッピング奏法について、「難しいからすぐには出来ないかもしれないが、自分のやりたい曲でゆっくりと繰り返し練習するのがいい」とアドバイス。実際に自らベースを奏でてレクチャーしてくださる貴重な場面も観ることができました。あきらさん自身、この日は、「めちゃくちゃワクワクしながら来て、ずっと楽しかった。良い経験をさせてもらいました」とお話しされていました。

 

 

 

今回のトーク&アンサンブルセッションを通して、笑顔を絶やさないあきらさんのやさしいお人柄が伝わってきました。あきらさんと間近でセッションすることができた学生たち、その熱心な演奏を目の当たりにした学生たち一人一人にとっても貴重な体験となったのではないでしょうか。セッションの終盤、7チーム目のボーカルを担当した在校生1年生が、演奏の前に「拳を上げませんか」と会場に集まった見学者に声をかける場面がありました。そこから、椅子に座っていたみんなも拳を上げて盛り上がり、ライブ感がイッキに高まっていきました。これはあきらさんと学生たちのセッションであると同時に、この時限りのライブの現場なのだと実感させてくれました。

 

 

このトーク&アンサンブルセッションがCAT名物のスペシャル企画となるように、次回の開催にも期待したいと思います。今回参加できなかった方も、機会があればぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

(取材・文/音楽ビジネス専攻1年 大石海)