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ギターエンジニア専攻1年生 工場見学

ギターエンジニア専攻1年生 工場見学

作成日:2010/11/17

朝夕がいよいよ冷えるようになってきた11月8~9日の2日間で、ギターエンジニア専攻1年生の工場見学に行ってきました!

 

訪問先をよりゆっくり見ようということで、昨年より訪問先が1社減ったとはいうものの、2日間で愛知、岐阜、長野をまわって4社・5つの工場を訪問するというハードスケジュール。

早朝7時45分(!)にCATを出発し、11時には愛知県に入り訪問先1社目のアイチ木材加工株式会社さんに到着。

 

楽器専用の木材を扱うこの工場では、「いったい何本のギター・ベースが作れるんやっ!」と突っ込みたくなるぐらいの大量の木材を目の前に学生も口をアングリ…

 

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そして、こちらにはなんとCAT・ギターエンジニア専攻の卒業生(校友会に詳細ページあり)が3名も!

かれこれ10年~14年の大ベテランです!

 

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楽器大好きな学生にとってヨダレモノの銘木に後ろ髪引かれながら、アイチ木材さんをあとに。次に訪問したのは同じく愛知県の寺田楽器製作所さん。

ここでもまたCATの学生が活躍していました!(校友会に詳細ページあり

 

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工場内、いくつかの建物に分かれて各部門があり、そのそれぞれで手早く作業されている職人さんを見て、感動する学生たち。

寺田楽器さんは、様々な有名メーカーの楽器をOEM製造されており、その確かな品質で知る人ぞ知る老舗工場。

その品質は、大型機械ばかりに頼らず、「大切な工程は人の手で手間を掛ける」ことでしっかりとキープされているのだと納得。

 

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ハンドメイドで作品を製作する学生にとって、注目すべきワザのオンパレードでした!

 

そして「手のワザ」といえば、工場見学1日目最後に訪問した岐阜県の株式会社ヤイリギターさん。

伝統的な手作業で作られるアコースティックギターで有名なこちらでは、普段の授業ではなかなか勉強できないアコースティックギターの製作工程を全て見せていただきました!

 

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なんと常備1800本を製作できる木材を備蓄されているとか!

 

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さすが、老舗のアコースティックメーカー、こだわりが並みじゃありません。

この道60年(!)の社長さんのありがたいお話を聞きいたあと、学生は明日に備え長野へ。

 

夜8時半ごろにクタクタでホテル到着、夕食はなんと宴会場で(笑)。

 

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慣れない雰囲気に多少緊張しながらもおいしく戴き、就寝。

 

見学2日目も早朝からホテルを出て、この日は大型ギターメーカーフジゲンさんの工場2ヶ所を見学。

大町工場では、木工加工と組み込み作業が行われています。

コンピューター制御のCNCルーターという巨大な機械で、ネックやボディがどんどん出来上がっていきます。

 

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製品の最終チェックを行う部署で、卒業生発見!(校友会に詳細ページあり

 

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移動後の広丘工場は主に塗装工程。つい最近授業で塗装工程を一通り終え、いろいろと苦い思い(笑)をしたばかりの学生たちは、プロの精密かつスピーディーな作業に釘付け…

 

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さらにここでも卒業生の姿が!(校友会に詳細ページあり

 

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いろんなところで卒業生が活躍しています!

 

 

これで、2日に渡っての工場見学終了!

このあと5時間以上かけて大阪へ。これがまたハード…

無事学校に到着、安堵する学生をパチリ。

 

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多少ハードでしたが(笑)、学生たちにとっては技術的な勉強はもちろん、自分たちの将来について真剣に考えるチャンス。

見学してきたことを活かして、これからの学生生活を充実させてくれるでしょう!