大阪のダンス・音楽専門学校 キャットミュージックカレッジ専門学校

「職業実践専門課程」認定校。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、音響、映像、照明、ダンスなどのプロを目指すため大阪の総合音楽専門学校。

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チョット大きめの穴があいてるギターの特集

作成日:2020/05/13

 

さて、エレキギターのストラトキャスター・テレキャスター・レスポール等、皆さんもよくご存じのギターが紹介されていますが、少しおまけ的なギターの話しをしたいなぁ~と思い撮影しました。

 

私自身は中学生時代にアコースティックギター(K.Yairi)からスタート。これは百貨店で買った記憶があります。高校1年生の時に必死のアルバイトでレスポール(グレコ)、ストラトキャスター(フェルナンデス)を購入。これはジェフベックの「ワイヤード」というアルバムジャケットの表面に白のストラト、裏面に黒のレスポールが写ってます。そのモデルでした・・・。まだ、エレキギターを持っていない中学生時代は、カタログにあったレスポール・ストラトを切り抜いて、下敷きに挟んでいたことを思い出します。普通は自分の好きな歌手やアイドル写真を挟んでいる人が殆どでしたが、ある意味変態・・・だったのかも知れません(笑)。

 

今日は、ボディに穴のあるギターを紹介したいと思います。 中が空洞だったり、少しボディを支えるための材が入っていたり、フェンダーにもテレキャスター・シンラインというモデルもあるのですが、今回はギブソンを紹介したいと思います。

 

一般的に「セミアコ」や「フルアコ」と呼ばれ、ボディサイズがアコースティックギターに近いものもあり、その大きさに好き嫌いが出てくるものです。ただ、音色にアコースティックなイメージやエアー感といわれるものが存在しているものなんです。

 

もっとも有名なモデルといえば・・・やっぱりES-335TDでしょうか。楽器屋さんでもよく見かける汎用性の高いモデルです。

 

 

「ES」は「エレクトリック・スパニッシュ」、「TD」は「Thinline Double Pickups」の略となっています。ちなみに私は、高校2年生からこのギターになりました。好きなミュージシャンがこれを使用してたという単純な理由です。アコースティックギターからスタートしたので、何故かエアー感を求めるみたいですね。

 

ギブソン・ES-335 – Wikipedia

 

次は、この335の元になったと言われるES-225というモデル。335のお母さんかも知れません。当時1950年代中期から短期間だけ製造されました。調べて頂くとわかるのですが、ピックアップの付け方が実験的で模索してたのかなぁ~モデルでもあります。これ、凄く面白い部分です。写真はES-225TDN、特に刺激性は高くないのであしからず。このモデルは復刻モデルもあり、一度弾いてもらうとわかるのですがボディも薄く取り回しも良い。また、ブリッジが特殊なタイプなのでよく音が響きます。唄いながら弾いている人、一度は触ってみてください。お奨めします。

 

 

ちなみに写真の225は、ある楽器屋さんに行くたびに弾かせてもらってたのですが、2年間買いませんでした。スタッフの方に聞いたのですが、その間色んな人が試奏されたとのこと。だれも買わなかったそうです。私も10回は試奏していたと思います。しかしある冬に、このギターが「私を買って下さい。」と言ったように聞こえた瞬間があったことを憶えています。運命的な出会いギターです。

 

次はES-175です。これはGibson最上級モデルL-5の廉価モデルとして1949年に登場。しかし、このモデルしか出せないオンリーワンサウンドを持つギターとなりました。

 

 

知っている範囲でしか話しはできませんが、ビンテージといわれる1950年代、1960年代の前期/後期でもかなり異なり、各時代のヘッド角、マイク、ネックの太さ、ブリッジ材質等、奧深すぎて楽しいです。私の好きなミュージシャンの大半がこのギター弾いてます。右にならえ的感覚を持たずにはいられないギターでもあります。

 

さて、最後のギターはES-125。このギターは楽器屋さんに置いているのは知っているのですが、なかなか試奏しようとは思わなかったものです。「渋さ」という観点を飛び越えた存在。ノンカッタウェイ、ハイポジションを弾く気しないです(笑)。

 

 

このギターは、ワンカッタウェイのフルアコに疑問を持つという変な拘りから行き着きました。ボリュームノブを上げていくと、ギターの生鳴りとP-90ピックアップのブレンド具合が胸元に響きます。「音量を上げるボリュームノブとは思えない・・・。」「各弦の音がボディ内で跳ね返る時に、お互いを妨げない感じ。」面倒くさい話しは、ここまで。

 

今回は、Gibson ESシリーズちょっとだけでした。まだまだ、わからないことがあるのですが、「遂に触れた150」「薄いフルアコ330」「チョット重いな345」「豪華絢爛しかし重いぞ!!355」「取り回しが良い最近の295」「女子にもイイかな小さめ339」等、色々あります。ぜひ調べてみてください。

 

 

(学校長 井原)