CATSQUARE
初めてのトップコート
ギターエンジニア専攻1年生は現在、クラフト実習で製作する1作目「ストラトキャスタータイプ」ギター塗装工程のいよいよ
大詰めにかかっています。
ギターの塗装は大きく分けて『下塗り』・『中塗り』・『カラー』・『上塗り』の4段階。
写真はその最終段階『上塗り』、トップコートを吹き付けているところ。
何せ1年生の1作目ですから、当然、全ての工程が初体験なワケで、
みんなハラハラドキドキで進めております。
ちなみに1作目は、まず基本の基本からということでカラーリングは行わず、ナチュラルフィニッシュと呼ばれる木目を最大限生かした塗装を実習。
「なんだ、色が塗れないんじゃ面白くないじゃん」
…なんて思うこと無かれ!
ナチュラルフィニッシュはその美しさももちろんですが、材料の木肌調整や各塗装工程の粗がモロに出てしまう諸刃の剣!!基本にして、とても奥深い塗装方法の1つなのです!
木地の状態から丹精込めて作り上げてきた学生にとっては世界に1つのボディとネック。
カラーリングこそ施していないものの、自分の作品は特別です。
「俺のボディは木目がシブい!」「ネックが美白で最高!」みんなそれぞれ主張しあいます。
そうさ、カラーリングしなくてもみんなの個性は出てるぜ!
どんどん君たち色に染めてやればイイじゃないっ!!
出来上がりが楽しみです。