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【ギタークラフト専攻】Illustrator特別授業

【ギタークラフト専攻】Illustrator特別授業

作成日:2019/07/20

CATは夏休みに入りました!

夏といえば、海!フェス!夏祭り!…とウキウキの季節ですが、CAT生はまだしばらく気が休まりません。

 

…というのも、通常授業はお休みに入りますが、逆に通常授業がない夏休み入ってすぐの1~2週間は、各専攻、普段授業内ではスぺースや時間の関係でなかなか取り組めない実習や特別授業などをバンバン開講しているのです。

 

さて、ギタークラフト専攻も例に漏れず、色々と特別授業を開講しています。

 

先日はパソコンを使った特別授業「Illustrator特別授業」を開講してました!

Illustratorとは、Adobe社が開発したグラフィックデザインソフト‎で、パソコン上で本格的な作画をするためのアプリケーションです。

 

 

…え!?なんで木を削ったり楽器の塗装するようなアナログなギタークラフト専攻でグラフィックデザインが必要なのかって!?

 

近年では、楽器デザインそのものをこういったグラフィック系ソフトを使って行うクラフトマンも多く、量産型の楽器においては、デザインしたデータを変換して直接コンピュータ制御の大型機械を動かし楽器の製造を行っているメーカーがほとんどなのです。

 

一本ずつ、お客さんのオーダーに合わせてすべて手作業で楽器製作を行うのもクラフトマン、コンピュータを操ってレギュラーラインナップのモデルを量産するのもクラフトマン、というわけです。

 

特にAdobe Illustratorというアプリケーションは、チラシやポスター制作にも使用されるものですので、販売店などのお仕事でも活用されていることも考えると、楽器業界を目指す彼らにとって、様々に活用可能なツールということ。

 

 

とにかく、全員がIllustratorに初めて触れるという状況から、特別授業はスタートしました!(笑)

 

 

 

この日、授業をご担当いただいたのは、本校の音楽ビジネス専攻でもDTPの授業をご担当いただいてる、山﨑先生。

 

ギタークラフト専攻の講師は全員男性の先生方なので、むさくるし…ああイヤ、そうじゃなった、体育会系?職人気質?な雰囲気なのですが、女性の先生だと、教室の空気も違います(笑)。

初歩の初歩から、やさしくご指導いただきました。

 

 

アプリケーション内の様々なツールについて、使い方を教わり、練習課題をやってみて…と、繰り返しチャレンジする学生たち。

「ああー上手くいかん!!」「絶対手で書いたほうが早い―(涙)」と、イライラしながら(笑)、マウスを片手にパソコンと格闘していました。

 

 

遊んでるわけじゃありません。図形を組み合わせて絵をかいてみよう、という課題です。

 

彼は何かあったんでしょうか。心の闇が画面に表れていますね。

 

 

そして、この日の最終目標。

「オリジナルロゴの作成」!

ギターブランドはすべて、楽器にロゴが入っていますよね?

彼らも、製作中の楽器にオリジナルデザインのロゴを入れようと企画しています。

あらかじめデザインをしておいたラフ画をもとに、ロゴデータを作っていきます。

おー、なんかそれっぽいのが出来上がってきてますねー!!

 

もちろん、たった一日では完成するところまでいけませんでしたが、今日教えていただいた操作方法をもとに、もうしばらく自分たちで頑張ってみる計画です。

 

この中から、楽器業界で有名になるロゴが出てくるんでしょうか!?

是非そうなってほしいですね!楽しみです!!

 

教務部・横山