CAT TOPICS
GEN(楽器エンジンオブニッポン)企画の研修に参加してきました!
先日、大阪南港ATCホールで開催された「サウンドメッセin大阪2019」にCAT生が学生スタッフがとして参加してきた、というレポート(『【Twitterまとめ】サウンドメッセ2019に学生スタッフとして参加してきました!』)をアップしましたが、ギタークラフト専攻2年生は運営業務をこなす傍ら、じつはもう一つ研修に参加していました。
サウンドメッセ会場内の、主にエレキギター・ベースを展示していた「エレクトリックゾーン」の中に、メイドイン・ジャパンを世界に発信する団体、『GEN(楽器エンジンオブニッポン)』さんのエリアがあったのですが、そのGENさん企画の研修でした!
GENとはー
国境を越えた世界中の音楽愛好家に、日本で創られるギター&ベースの素晴らしさを伝え、注目しもらうことを目的とした広報団体。日本を代表するギターメーカーが加盟している。
公式サイト→http://www.genippon.com/
その企画の内容は大きく2つ。
まず一つ目は、CATのギタークラフト専攻学生が、GENに加盟するメーカーの各ブース内で実際にスタッフとして業務にあたる、という“GENインターンシップ”。
学生には事前にアンケートを実施し、希望するメーカーを聞き取ったうえで、当日実際に各ブースに配置していただきます!
緊張した表情で、配属先の発表を聞く学生。(笑)
インターンシップでお世話になるブースでは、各メーカーのクラフトマンや営業担当者さんから直接各楽器の特徴についてレクチャーを受けます。
各ブース内ではもう彼らは学生ではありません。ブースを訪れるお客さんにとってみれば、メーカーのスタッフさんなのですから。1ブース担当させていただけるのが3時間という短い時間。精一杯メーカーさんのお役に立てるよう、みんな頑張っていました。
あっという間にインターンシップ終了!
一人一日3時間、2日間参加させていただきましたので、学生たちは2つのメーカーさんにお世話になりました。
ブースの前で記念撮影!!
インターンシップ内では各メーカーさんの楽器についてはもちろん、楽器への熱い思いや若手に期待することなど、色々とお話を聞かせていただけたようです。
中にはブースを飛び出して、学生をあちこちのメーカーさんに紹介してくださった担当者さんもいらしたとか!!お忙しい中なんと有難い…
とにかく楽器業界を目指すギタークラフト専攻の学生にとって、夢のような時間でした!
そして企画のもう一つは、クラフト系専門学校の学生作品を一挙展示する“クラフト甲子園”。
学生が作ったギター・ベースに、一般のお客さんとプロの楽器業界人に投票していただいて優秀作品を決めよう!という企画です。
本校からは、今年の春卒業したギタークラフト専攻2名の作品を出品。
久保田歩さんの作品と
松浦郁也くんの作品。
そして最終日には、会場内エレクトリックステージにて結果発表が行われました。
用意された賞は業界のプロ選出による「アイデア・ルックス賞」「技術賞」と、一般投票で選出される「オーディエンス賞」の3つ。ちゃんと銘木製の表彰盾も用意していただいています!
そこでなんと…
本校ギタークラフト専攻卒業生・久保田さんが「アイデア・ルックス賞」と「オーディエンス賞」の2冠に輝きました!!!!
要はプロの目と、一般の方の目、それぞれから認められたということ!!
これはすごいっっっ!!!
今年の春からエンジニアとしてお世話になっているサゴニューマテリアルギターズの代表・高山さんと、元担任との喜びの3ショット(笑)
スタッフとして参加していた久保田さんの後輩たちも、この雄姿を見て来年へ闘志を燃え上がらせていることでしょう!!
ちなみに、受賞作品と表彰盾は久保田さんから少しの間借りて、近日学内に展示予定!学校に来ることがあれば、ぜひチェックしてみてください!
ちなみに、GEN主催のステージでは各メーカーの製品をクラフトマン自ら紹介する「ビルダーズトークライブ」というイベントがあったのですが、こちらでギター・ベースの試奏を担当していたデモンストレーターの中にもキャットミュージシャン系専攻の在校生&卒業生の姿が。
期間中、会場のあちこちで製品をアピールするためにミュージシャンの実演が企画されていましたが、そんなミュージシャンの仲間入りを立派に果たしていましたよ!
エンターテイメント業界に密接に関わることができた2日間。
参加したCAT生は、自分の夢をより一層はっきりと再確認できた時間になったのではないでしょうか。
ご協力いただいたサウンドメッセ事務局の皆さん、GEN各ご担当の皆さん、本当にありがとうございました!
(教務・横山)