CAT TOPICS
SOUND vol.2
2019年2月13日(水)音楽ビジネス専攻2年企画制作イベント『SOUND vol.2』をESAKA MUSEにて開催しました。
学生達が振り返りながらアフターレポートをしましたので、ご覧ください。
このイベント名『SOUND』には、それぞれの頭文字をとって「S=Smile」「O=Only」「U=Unknown」「N=New」「D=Days」という“意味”を込めています。その“意味”にあったアーティストに直接出演をいただく交渉し、当日までの準備と当日の運営を全て自分達で行ったイベントです。
私たちが会場入りをして最初に行うのが楽屋の準備やケータリング等の買い出し、アーティストの入り対応です。掲示物を貼ったり、今回初企画した「展示コーナー」の準備等も同時進行していきます。同時進行でリハーサルも行っているので、各アーティスト担当はアーティストの呼び出しや、リハーサル進行をしたりと大忙しです!!
(内定をいただいた企業への研修で来れない学生もいる中で、さらに当日にケガをした学生もいて、少人数で協力しあいながら頑張りました…笑)
リハーサルが終わると各アーティストの出番前に流すジングル映像のチェックを行いました。
前期の『SOUND Vol.1』と同様、ジングル映像はアニメプロデュースコース・声優アクターズコース・ミュージッククリエイター専攻の学生さんたちに協力していただきました。素敵なジングル映像を作っていただきありがとうございます!!
その後、全出演者、スタッフの顔合わせを行い
ステージで記念の集合写真をパシャリ!
この日はバレンタイン前日ということもあり、アルファベットチョコレートを使ってくじ引きをし、当たった方にはアーティストの皆さんから提供いただいた私物等をプレゼントする企画も行いました!
ホワイエには展示コーナーを設けました。
「ギターエンジニア専攻」の楽器の展示
CATではお馴染みの「ラグナセカ」が自分たちのプレゼンテーションの為にブース展示に参加してくれました!
結構立ち止まってお話をしていただいていたようです!
その他、総合スタッフ専攻1年生川村未来さんのフォトコーナーも!出展してくださりました。
皆さんステージ以外にもイベントの盛り上げをありがとうございました。
開場の17時半になるとお客さんがぞくぞくとお越しになり、18時、いよいよ開演の時間!
ここからは各アーティスト担当がそれぞれのアーティストのライブレポを行います!
~出演アーティストライブレポート~
まず、1組目のアーティストはSOUNDの「O」(only)のWicraneです。
彼らは平均年齢19.5歳の若手バンドですが、若さとは反比例したディープなサウンドが魅力のバンドです。
オープニングのジングルが流れ、SEと共にステージの幕が開くと1曲目の「AM4:17」で始まりました。
早朝の町の情景が思い浮かぶメロディーに、ボーカルの、優しさも力強さも感じる歌声に会場が彼らの空気に飲み込まれます。
2曲目の「2人なら」3曲目の「恋愛」とまだまだ甘酸っぱさの残るラブソングを終え、4曲目の「躾(しつけ)」で会場の空気がガラッと変わりました。
これまでの三曲とは違った、エロティシズムさ感じるメロディーを歌い、「俺たちがやりたい音楽はこんなものじゃないんだ」と言わんばかりの熱量のあるパフォーマンスに豹変しました。これが彼らの魅力だと思います。
そしてラストの「汚れていく」ではボーカルはギターを置き、ドラムはパットのみの演奏でした。この曲の魅力はギターではないかと僕は思います。音色がとても心地よく、ダークで、あたかも海に沈んでいくようなギターサウンドが響き渡りました。
全5曲ノーMCのライブが終了しました。
ステージを下がる際にマイクスタンドに身体があたり、マイクを倒してしまうハプニングが起き、あたかも故意にマイクを倒したのでは?との見え方になり、担当の僕もすぐに問いただしたところ、ステージに戻ってスタンド立て直しをとも思ったようですが、スマートに帰ることを優先したため、戻ることが出来なかったようです。彼らに代わってお詫びをします。申し訳ございませんでした。
(音楽ビジネス専攻2年 石床 英祐)
2組目のアーティストはSOUNDの「N」(New)のthe paddlesさんです。
寝屋川発、スリーピースロックバンドthe paddlesさんは十代白書やROJACKでグランプリを獲得した実力も然ることながら、なんといっても最大の魅力はLIVEだと思っています。
「ライブハウスへようこそ」と包み込むあたたかさと、元気になれるハツラツさを兼ね揃えた空間が魅力的。1曲目の「花」から会場をぐっとあたたかくしてくれました。
彼ららしさがたっぷり詰まった30分間でした。出演してくださり、ありがとうございました!
(音楽ビジネス専攻2年 徳田優香)
3組目のアーティストは『SOUND』のD=DaysのCOSMOSさんです。
2017年夏の終わり頃、神戸で結成された「めちゃくちゃいい曲」をコンセプトに活動中のバンドです。
めちゃくちゃいい曲とめちゃくちゃいい雰囲気が流れるフロアはとても素敵な空間となっていました。「Days」にピッタリな日常を切り取って柔らかな色をつけたような歌詞と、どこか懐かしさを感じ、思わず口ずさみたくなるようなメロディに優しく元気をくれる歌声がマッチしていて本当に最高でした!!
メンバー全員がお客さんを惹きつけるようなパフォーマンスをされていて、観ていてすごくワクワクしました!何より、Vo.マエダカズシさんの独特な(良い意味でクレイジーな)動きが広いステージ上で非常に映えていました。「ライブって良いなあ」、「生の音楽を感じられるって良いなあ」と改めて思うことが出来た演奏でした。ありがとうございました。
(音楽ビジネス専攻2年 西條知夏)
鳴ル銅鑼より、Vo.三輪和也さんが弾き語りで出演してくださいました。
妖艶な雰囲気を纏い、官能的な言葉と圧倒的なサウンドでオーディエンスを魅了する鳴ル銅鑼。
とはまた、ひと味違う繊細な一面に出会いました。
溢れ出る色気、ギターと唄の技術。1音1音大事に唄い、ギターを弾くさまに聞き入ってしまいました。
個人的には「阿」という曲のアレンジがとても好きでした。
バンド形態ではソロパートがあったり、より一体化できるいわゆる『アガる』曲なのですが、雰囲気がガラッと変わり、ギターを巧みに操り、身体が自然と揺れるような心地好い空間でした。
最後のMCから「大事なこと」へは目頭が熱くなりました。出演してくださり、本当にありがとうございました。
(音楽ビジネス専攻2年 徳田優香)
いよいよトリは、SOUNDのS “Smile”のZILCONIAさん
2000年大阪で結成された爽やかイケメンロックバンド!ZILCONIAさんは、サポートメンバーを迎えたバンド編成やアコースティック編成など多種多様なライブを実施し全国で活動中です。
今回はバンド編成で出演してくださりました。
早速、盛り上がるかっこいい曲、『Shine a light』『view it』で会場のボルテージを一気に上げてくれました!
初めて見る人も笑顔になれて楽しめるライブで“Smile”にぴったりなライブでした!!ESAKA MUSEの大きいステージで見るZILCONIAさんはさらにかっこよく、また更に大きいステージでのライブが見たくなりました♪♪
ボーカル&ギターの今津直幸さん!ほんとイケメンですね~!見た目だけじゃなく歌もほんとに上手くて感動しました!
ベース&コーラスのカツオさん!渋くてほんとかっこいいですね!この日も最高な演奏をしてくれました!
サポートギターのカズさん!
サポートドラムのナオキさん!
サポートメンバーもすごくかっこよく素敵な演奏でした♪
専門学校卒業生のカツオさんがMCで、「専門学校に行って一番良かったことはたくさんの繋がりができたこと」とおっしゃっておられ、すごく心に響きました。
ZILCONIAも専門学校で出会い繋がりができ結成されたバンドとのこと。今もこうして音楽を続けていれるのは本当に凄いなと思いました!
私も専門学校でできた繋がりを大切にしていきたいなと改めて思いました!
最後は『Compass』という曲で会場を盛り上げてくれました!
さすがライブのキャリアがあるバンドです!圧巻のライブでした!
すごくかっこいいライブで学生にも良い刺激になったんじゃないかと思います。
私はZILCONIAさん主催の『コネコレロック』というフェスで研修に行かせてもらい、キャットのまとめ役として携わらせていただいたことから、ご縁をいただき、今回『SOUND vol.2』にご出演いただけることになり、本当によかったです!
かっこよくて最高のライブをありがとうございました!!
(音楽ビジネス専攻2年 斎須杏佳)
全アーティストのライブが無事終了。
終了しても客出しや精算、掲示物をはがしたり楽屋のチェックなど仕事はたくさんあります。みんなで協力しあいながら片づけ無事に完パケ!
今回『SOUND vol.2』に出演してくださったアーティストの方々、教職員の皆様、ESAKA MUSEの皆様、展示コーナーに協力してくださった方々の協力なしでは行えなかったイベントです。本当にありがとうございました!!!
(音楽ビジネス専攻2年一同)
以上簡単ですが音楽ビジネス専攻2年企画制作イベント『SOUND Vol.2』のアフターレポートとさせていただきます。
音楽ビジネス専攻担任 小池敏