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1年ベース専攻・ドラム専攻芸術鑑賞会「ヴィクター・ウッテン&デニス・チェンバース公演」
2月16日(金)1年ベース・ドラム専攻の芸術鑑賞会がビルボード大阪で行われました。
今回のアーティストはベードラ専攻には打って付けの「ヴィクター・ウッテン&デニス・チェンバース」を観にいってきました!
とにかく何が凄いかって、編成がベース、ドラム、Sax以上!って感じの超シンプルな編成で、ヴィクターが奏でるベースが、通常の奏法とは大きく異なり、ベーシックにラインを弾く以外に、パーカッション風にベースを叩いたり、コードを弾いたり、左手でベースラインを叩き、右手指でコードの3rdや7thの音を叩くタッピング奏法を使ったり、あとハーモニクスを出してサウンドに広がりを出したりと変幻自在に操り、そこにデニス・チェンバースのグルーヴィー且つ大胆ながら手数が多い割にビートはベーシックなグルーヴで、サックスのリリカルなソロが絡むという小編成でのアンサンブルとは思えないサウンドを作りだしている所が一番の魅力だと思います。
何と言っても主役とも言えるヴィクターのベースは見てて本当に圧巻でした。ベースが楽器ではなくヴィクター自身の声になっているようで、まるで歌ったり、喋ったりしているようにも感じました。
ドラムのデニス・チェンバースと言えば“十手観音”が代名詞になるくらいフィルインの手数が多いのですが、とにかく音のバランスもリズムも綺麗にはまり、騒々しく感じないスゴイけど心地のイイドラミングでした。
そんなプレイを見ている学生は当然のように“シーン”って静まり返って見守っており、終わった後はとても刺激になった!あんな凄いプレイはマネできないけど、ちょっとでも近づけるように頑張ります!と口々に言っておりました。
終演後、ビルボード大阪さんの前で記念にパチリ!お疲れ様でした!
(ベース・ドラム専攻担任:常田)