前期の総まとめ ミュージッククリエイター専攻では、本館４Ｆのレコーディングスタジオ　ＳＯＵＮＤ　ＩＮＮ　ＣＡＴ でレコーディング実習を行いました。 １年生はバンドレコーディングの流れをシミュレーションしました。 リズム録りからオーバーダビング、ボーカル録りというレコーディングの各工程を、自分達で演奏するミュージシャン役とコントロールルームでのディレクション役とそれぞれの役割に分かれて一日をかけて１曲を録音しました。本格的なレコーディング環境での貴重な経験です。 ２年生はボーカルレコーディングのディレクションを行っています。 まずはトラックデータを流し込み、レコーディングエンジニアの先生と打ち合わせを行います。録音に使うボーカルマイクの種類や、ＶＳＴ Ｐｌｕｇｉｎの元にもなったボーカル録りに使うアウトボードのプリアンプやコンプレッサーの機材解説も受けながら、持ち込んだデータをＰｒｏＴｏｏｌｓに立ち上げて準備は完了。 録音ではコントロールルームからボーカリストに作曲したイメージを伝えるため、トークバックを使ってディクションを経験し、講師からの指導のもとボーカリストとのコミュニケーションで大切なことを学んでいきます。 録りが終わってからは今録音したボーカルトラックをミックスしていきます。エンジニアの先生からはボーカルミックスについても色々なコツを教えてもらいました。 ボーカルのレコーディングは音源制作でとても重要な部分ですので、学生にとってとても充実した実習となりました。