この活動を始めたきっかけは、『音楽業界概論』という授業でのディスカッションでした。

社会で起きている出来事などをディスカッションしている中で、熊本地震災害の話になり、各自が知っている情報や報道を発表し合い、あらためて甚大な被害の大きさを確認しました。
そして自然と出てきた思いが”何か自分達で役に立つ事は無いのか？””出来ることは無いんだろうか？”でした。

音楽ビジネス専攻の学生が中心になり、熊本地震災害義援金の募金活動をしました。

学生、教職員はもちろん、講師の先生、そして江坂公園や、道路を通行する一般の方々にもご協力頂きました。
「頑張ってね！」「どこかで募金をさせてもらおうと思っていたから良かった。」など温かいお言葉もかけて頂きました。

グループ校の大阪アニメーションカレッジ専門学校からも募金活動に参加協力してくれる学生が来てくれ、キャットグループで一体となって頑張ってくれていました。

最終日には雨にも関わらず、大勢でお願いをしました。

そして集まった金額はなんと、￥46，353-.

本当にたくさんの方々から温かいお気持ちを頂きました。

この募金と、学生課主催の熊本地震災害フリーマーケットにて集まった売上、募金額￥22,650-.を合わせた￥69,003-.と、込められたたくさんの思いを吹田市役所へお持ちしました。

吹田市役所では福祉部 後藤部長様、危機管理室 中江理事様にご対応頂き、今回の熊本地震の現状などについてお話を頂きました。
今回の募金活動は一旦終了しましたが、我々で出来ることを、これからも継続していきたいと思いました。みんなが、社会に目を向けて生活、活動が出来るように成長していってくれればと思います。

以下、募金活動を行ってくれた学生達のコメントの一部です。

■今回の熊本地震の募金活動をしてみて、学校の生徒や、先生方が協力して頂けたのはもちろんですが、他にも江坂に住んでいる方々まで募金に参加してくださったので、本当にやってよかったなと思いました。この集まった義援金で少しでも、被災者の方々に役立ててもらえればうれしいです。自分たちにできることは少ないけど、心はみんなつながっていると思うので、被災者の方々に少しの気持ちでも伝わればうれしいです。　～熊本を元気に～
（音楽ビジネス専攻1年　山崎涼汰）

■初めての募金活動で緊張や不安もあったけど、他学科の人も協力もあって、たくさんの人が募金して下さり、募金箱が重くなっていく度に感謝の気持ちでいっぱいになりました。たくさんのやさしさに触れられてとてもうれしかったです。この義援金が震災復興の役に少しでも立って欲しいです。
（音楽ビジネス専攻1年　新田日陽里）

■東日本の震災の時はまだ私は中学生で地震のことについて全然わかってなかったけど、高校に入って震度のこととかを勉強してからは本当に怖いものなんだと思うようになりました。今回の震災はテレビで頻繁に見ていたので、毎日毎日ずっと揺れていたりすることなど知り、怖いの一言では表せない気持ちになった。そんな時に募金の話が出て是非やってみたいと思って参加してみたけど、どれぐらい集まるのか正直不安だった。でも想像していたよりも色んな人が協力してくれて箱もどんどん重くなって、ほんとうにありがたいと思った。今まで私は募金に参加したり協力したことはなかったけど、今回やってみて、金額ではなくて気持ちなんだと本当に思った。今回色んな人が協力してくれた募金が一人でも多くの方の役に立ってほしいと思う。
（音楽ビジネス専攻1年　水田 爽子）

■今までも地震の災害がたくさんありましたが、いつ起こるかわからない自然災害は怖いなと思います。実際災害を受けた人はめちゃくちゃ怖い思いをして、生活するのも困難だと思います。募金活動をして、少しでも被害を受けた方々の力になれたらいいなと思いました。僕にできることがあるならたくさん積極的に熊本震災のボランティア活動をしてみたいなと思います。これからもたくさんイベントとかでも協力したいなと思いました。
（音楽ビジネス専攻1年　中島啓吾）

■募金活動をしようと案が出た時は、自分が少しでも熊本の復興の為になればという気持ちで始めましたが、毎日活動をしていると募金箱が日に日に重くなっていくとともに、この活動は私たちだけではなく、募金してくださる方々も含めたくさんの人の思いが募金箱に詰まっているなと感じました。大阪という熊本から遠い土地でも、何か復興のために力を貸してあげたいという気持ちはみんなが共通して持っていることを改めて知ることができて、みなさんの温かみを感じました。この思いは必ず熊本に届いているはずです！
（音楽ビジネス専攻1年　川口茉友）

■最初は安易ではないことですし不安でいっぱいでしたが、校内でアナウンスをしていただいたり、キャットの人やアニカレの人たちが立ち止まってくれたり、「お疲れさま」や、「頑張ってね」などの声をかけてくださってとても励みになりました。それと今回募金活動をしてみて気づいたことがありました。ある時、一般の女性が千円札を片手に自転車で募金をしにきてくれたことがありました。その女性は、「熊本支援に協力したかったけど、どこにいれるべきかわからなかった」と言っていました。その話を聞いてこんな風に協力したいけど迷ってる方もいるんだなと思いました。まだ地震がつづいていて、義援金もどんなことに使われるかわからないのにたくさんの方が協力してくださって改めて今回この活動をしてよかったなと思いました。
（音楽ビジネス専攻1年　鳥飼歩）

■私は、新潟中越地震・東日本大震災の揺れを両方経験しているので今回の熊本地震で被災された人たちの辛さがわかるので、今回の募金活動の話を聞いてすぐ参加しようと思いました。私自身募金もしたし、学校関係者の方、生徒の方、一般の方、いろいろな人が協力してくれたのでとてもやりがいを感じました。この活動で集まったお金が少しでも役にたつことを願います。協力してくださった沢山の方々本当にありがとうございました。
（音楽ビジネス専攻1年　足達貴憲）

■自分にとっては人生で初めてのの募金活動でした。初めて箱を持ち、募金を呼び掛ける。今までの自分では恐らく恥ずかしがって出来なかったことかもしれません。しかし、キャットに入り様々な研修を重ねることで呼び掛けることへの恥などは消えていました。生徒たちが入れてくれることも嬉しかったですが、何よりも町の人たちにも協力していただけたことが嬉しかったです。募金活動を通じて人の温かさを感じることができましたし、被災地の方々の小さな力になれたのではないかと思うと、やってよかったと思いました。
（音楽ビジネス専攻2年　藤本彩）

■募金活動をしていく中で最初はもちろん声かけしたりするのは緊張しかなかったですが、地域のおばあちゃんたちも募金してくれたり、人のあったかい部分に触れられて緊張も解け自然と声も出るようになって嬉しかったです。キャット生、アニカレ生、先生方、地域の方々の気持ちで集まった6万円以上のお金が少しでも熊本の力になればと思います。
（音楽ビジネス専攻2年　佐藤悠生）

■震災が起きたときは一度きりの大きな地震だけだと思い、被害がまさかここまで大きくなるとは思っていませんでした。地震が起きてから数日たって、だんだんと状況がわかってくるなかで九州に知人もいたので自分に何か出来ることはないかと思っていました。個人的に一時的に受け付けられていた義援金募金をしていたのですが、何かもっと行動的に、少しでもその個人個人のチカラが大きな輪になっていけばいいなと思っていたので今回の募金活動はとても意味があったと感じています。また、一年生と協力することで団体としての気持ちの一体感も多少なりと生まれたと思います。関西はとくに阪神大震災で全国の多くの方々に助けられたのでそのときの恩を少しでも返せたことはよかったです。これから社会人になっていくなかで、社会にもっと目を向け、関心を抱き、自分自身が何をしていけるだろうかと考えるきっかけにもなりました。
（音楽ビジネス専攻2年　中川裕里香）

■義援金活動に参加して、学校の生徒・先生だけでなく、通りかかってくれた通行人の方にも募金してもらったり、わざわざ車の中からお金を出してくれた方もいて、とても心が温かくなりました。参加出来てよかったです。東日本の時は参加できなかったので、今回このような経験ができて本当に良かったです。
（音楽ビジネス専攻2年　成尾紗耶香）

■熊本地震が起きて自分に何ができるんやろ？って考えてた時、音楽ビジネス専攻で熊本災害義援金の募金をしようという話が出ました。そして、音楽ビジネス専攻全員で1週間募金活動を行いました。先生や生徒、一般の方も募金してくれていてとても嬉しかったです。早く熊本が元気になるように願ってます。
（音楽ビジネス専攻2年　濱田 茉優）

■市役所に募金で集まったお金を持っていった時に、担当頂いた方から過去の震災の話を聞いて、自分にできることはもっとあるんじゃないかと思いました。募金集めが終わっても次は僕がもっと募金する番だと思ったのでまだまだ熊本の方にむけて出来ることをしていきたいです。
（音楽ビジネス専攻2年　井上大輝）

■熊本のことを考えながらキャットの前で募金活動をしました。余震が続く中大変だなと思いました。早く色んな物や電気、ガス、食材を普及して欲しい。そして、大切な家を失った方々に新しい家が見つかりますようにお祈りします。ガンバレ熊本！！募金の合計した結果４万円以上のお金が集まりました。本当に募金してくれた方々に感謝しています。ありがとうございます！！
（音楽ビジネス専攻2年　原ひかる）

最後になりましたが被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。
音楽ビジネス専攻一同

（教務部　小池敏）