【後期ステージ実習】
先週のキャット演奏系はまさに‟実習週間”とも言えるべき一週間でした。
まずは心斎橋BIG CATにて演奏系学生たちのステージ実習が2月23日（火）2年ミュージシャン学科、2月25日（木）1年ミュージシャン学科と2日間に分けて行われ、その間をすり抜けるように24日（水）26日（金）はビルボード大阪でレジェンドたちのライブを鑑賞し、音楽漬けの一週間となりました。

もうこのトピックスではすっかりお馴染みのステージ実習なので、回りくどい説明は割愛させていただきますが、ステージ実習とは、ミュージッククリエイター専攻を除くミュージシャン学科（ボーカル専攻、ギター専攻、ベース専攻、ドラム専攻、キーボード専攻）の学生たちが、前・後期に分かれ、アンサンブルという合同合奏授業で学んできた事を、普段練習しているスタジオからステージに場所を変えて、アーティスト、プレイヤーとしてオーディエンスにどういうパフォーマンスを見せれば良いのか？という事を実践する授業です（結果、回りくどくなっちゃいました）。

特に2年生たちにとっては最後の実習授業になるので、皆、気合十分で臨み、CAT内で活動しているバンド・アーティストや、この日の為に結成されたスペシャルバンド、1・2年併せて2日間で約60アーティスト＆バンドが出演しました。

今年から、両日共に観覧していただいたアンサンブル担当の麻生先生、鎌田先生、岩井先生より、バンド演奏が終わる度に一人ずつ交代で評価をいただきました。

【芸術鑑賞会】
梅田　ビルボード大阪にて
2月24日（水）「”ザ・ジョン・トロペイ・バンド” ジャパンツアー 2016」Gt,Bs,Dr,Key専攻

2月26日（金）「アル・マッケイ・オールスターズplays music of アース・ウィンド＆ファイアー」Vo専攻

学生たちにはあまり馴染みの無いアーティストかもしれませんが、今、第一線で活躍されているアーティストやプレイヤーたちに少なからず影響を及ぼしている、いわば‟レジェンド”たちの生ライブを鑑賞して来ました！

まず、ジョン・トロペイって人なんですが、東海岸方面のスタジオ系ギタリストで、昔はストラトを‟ジャリジャリ”鳴らして沢山の洋楽アーティストのレコーディングやツアーなどで活躍してた人で、ここのバックドラマーで一緒に来日したのが、泣く子も黙るドラマー‟スティーブ・ガッド”参加した学生たちにとっては、もはや神様です。

彼の手に掛かればドラムと云う打楽器の音符の長さが変わってしまいます！スゴイです。残りのメンバーも強者揃いで、彼らのプレイを知らない学生たちは大いに刺激を受けていました。

一方、アル・マッケイの方は4リズムにブラスセクションと3人のボーカルの大所帯バンドで、非常にエンタメ色の濃いステージングに老いも若きも興奮の坩堝にはまっておりました！
勿論、「September」や「宇宙のファンタジー」等の往年のヒット曲も演奏し、オーディエンスを楽しませる術を見せてくれて、非常に教育的効果の高い芸術鑑賞会となりました。

最後に、1年生の皆さん1年間お疲れ様でした。次年度も有意義で実り有る１年になるよう頑張って下さい。
2年生の皆さん2年間本当にご苦労さま＆お疲れさまでした。　卒業しても末長く音楽活動を続けて行って下さいね！

（教務：常田）