1. Home >
  2. > > 第21回公開オーディションアフターレポート

第21回公開オーディションアフターレポート

第21回公開オーディションアフターレポート

作成日:2015/11/12

平成27年10月21日(水)キャットミュージックカレッジ専門学校主催「第21回公開オーディション」を開催しました。
151021 001151021 002
このイベントは、音楽・エンタテインメント業界でデビューを目指すアーティスト達のライブオーディションで、関東、関西から多数の音楽業界関係者にお集まりいただきました。

今回は、創都学園グループ校の東京アニメーションカレッジ専門学校、東京声優スクールからも3組のアーティストが参加することになり、キャットミュージックカレッジ専門学校、大阪アニメーションカレッジ専門学校のアーティストと合わせて東阪の16組が出演しました。

21回目となった今回はシンガー達を生バンドでサポートすることにしました!
これまでのオーディションではシンガーはカラオケをバックに歌っていましたが、今回は業界で活躍する卒業生ミュージシャン達に集まってもらい、公開オーディションスペシャルバンドを組みました。
シンガー達を少しでも良く見せたい。シンガー達には生バンドで歌う良い経験をさせてやりたい。そして音楽専門学校として音楽業界に”良い音”を発信したいという思いからこの試みを行いました。
どうだったでしょうか?自慢の卒業生ミュージシャン達が頑張ってくれましたので、好印象だったと信じています!

16組のパフォーマンス、ストリートダンス専攻のショーケースが無事終了し、全ての出演アーティストに面談希望、資料請求などを頂きました。今後がとても楽しみです!!
皆さんの夢や希望につながるかどうかは、実はこれからが大事です。今はまさにスタート地点に立って走りだしたところです。関係者の皆さんにこれからも良いプレゼンテーションが出来るように引き続き頑張っていきましょう!

では、出演した在校生・卒業生アーティスト達と、出場後のコメントを紹介しましょう!
【キャットミュージックカレッジから選出の10組です】
◯中島 美咲さん(1年ボーカル専攻)
151021 003
『年に1度の大きなオーディションに出演させて頂けてすごく嬉しかったです。 でも体調の自己管理が出来ていなかったのが悔しいです。 ですが、自分ができる精一杯のパフォーマンス、そしてステージを楽しむ事ができました。来年も絶対に出ていい結果が貰えるように頑張りたいと思います!!』中島美咲

◯髙橋 愛永さん(1年ボーカル専攻)
151021 004
『リハーサルでは周りの先生や楽器奏者の方達に緊張してしまって、完全に飲まれてしまいました。 本番の直前も手が震えたりしていたのですが、 いざ歌い出してみると自然と声が出て、その状況を楽しむことが出来ました! 次ももちろん挑戦したいと思っているので、 来年は変わった自分をお見せ出来ることを楽しみにしています!!』髙橋愛永

◯RIK.(2年ボーカル専攻)
151021 005
『公開オーディションという大きなステージで、素晴らしいバンドメンバーの皆さんにサポートについてもらい、とてもいい経験をさせて頂きました。自分が発揮できる力全て尽くし、精一杯創り上げたつもりです。ステージに立った事に意味があると思いますし、自分の糧にして自信を持ってまだまだこれからも頑張って参ります!』RIK.

◯中井 風さん(1年総合音楽専攻)
151021 006
『公開オーディションのために、曲を細かく分析し、動画を見て研究しました。毎日音楽と向き合い、たくさん努力したと思います。 サポートバンドの方々が演奏して下さったおかげで、精一杯やりきることが出来ました。私の中で、公開オーディションは人生の分岐点になったのではないかと思っています。ここからまたスタートです。良い経験をさせていただき、本当にありがとうございました。』中井風

◯鳥男/トリオ(2年ミュージシャン専攻)
151021 007
『僕らは今回初めて公開オーディションに出させていただきました。正直思うような結果は得られませんでしたが、多くの企業の方に見ていただき、たくさんの意見を聞いてもっともっと頑張ろうと思いました。演奏の実力はともかく、自分たちの魅力を最大限引き出す努力をしていきたいです! 』vo.宮脇

◯新城 翔都君(2年ボーカル専攻)
151021 008
『プレイベントでスタッフの学生が撮影していた動画を頂き、それを見ながら先生からのコメント、アドバイスを参考にして練習していました。 ソロで尚且つ音源での出演だったので、鏡を見てステージに立つ自分をイメージしたり、携帯で動画を撮って客観的に見たりしていました。そういった意味では、個人的に1年の時には無かったプレイベントは凄く有り難かったです。 今後はダンスも習い、歌に磨きをかけ、聴かす、魅せるアーティストになりたいです。』新城翔都

◯川上 明莉さん(1年ボーカル専攻)
151021 009
『公開オーディションに向けて準備をしていく中で、やはり緊張感が日に日に増していきましたが、 校内で行われたプレイベントではイメージが固まるきっかけとなり、バンドでの音合わせでは、生音で歌える事に喜びが溢れ、本番では緊張よりも楽しい気持ちが勝ったと思います。 このオーディションに出場した事によって、自分の成長した所も悪かった所も客観的に見ることが出来ました。 なので、賞も頂きたかったですが、今の自分ではまだまだだと思ったのも事実です。 直したい所、伸ばしたい所、もっと準備したかった所、課題は沢山見つかりました。また目標をもってこれからも練習が出来そうです! そしてその悔しかった事と楽しかった事、両方含めて来年も出たいなーと思いました!来年も出れるように頑張っていきたいです!! そして、オーディションに関わって下さった皆様、ありがとうございました!!』川上明莉

◯駒谷 麻由香さん(2年ボーカル専攻)
151021 010
『まず、今回の公開オーディションでは、〝いききる〟ということを学んだかなぁと思います。 特にメイクと衣装、装飾品にはこだわりました。いつもある程度曲に合わせた衣装にはするんですけど、今回ほどバッチバチに決めたのは初めてでした(笑) もちろんその分、見た目に劣らないパフォーマンスをしなければならないので、歌も慣れないダンスも毎日必死で練習しました。公開オーディションを終えて気付いたのは、今の私があるのは周りの人のお陰なんやなって、気付きました。 私の頑張りが全てなんじゃなくて、私があのパフォーマンスが出来たのは、サポートバンドの素晴らしい卒業生の皆さんや、スタッフの皆さん、いつもご指導くださる沢山の先生方、元気をくれる同級生や後輩達、そして家族がいてくれたからだなぁって思いました。 まだまだ私の音楽人生は始まったばかりですが、とてもいい経験ができました。』駒谷麻由香

◯リトルボブ(2年ボーカル専攻)
151021 011
『今回バンドにサポートをして頂ける事になり、いつものギターとピアノのアコースティックの演奏ではなく、バンドバージョンではどんな感じに仕上がるのか想像もつきませんでしたが、素晴らしいサポートメンバーさん達のお陰で「Love君へ…」の魅力が更に引き立つ演奏になったと思います。今後は日本の女性アコースティックユニットを代表するアーティストになりたいです。 沢山企画ライブをしていきたいと思っており、もっともっと活動範囲を広げ全国的に活動していきたいと思っております。目指せ大阪城ホール!!』リトルボブ

◯TAKUYA(ストリートダンス専攻卒)
151021 012
『今回歌ってみて一番感じたことは 「歌は技術だけじゃない」ということ。 前回の公開オーディションに出させていただいた時は、宇多田ヒカルさんのAutomaticをオケで歌ったのですが、その時はとりあえず、上手く歌おう上手く歌おうとなりすぎてガチガチなパフォーマンスになり、審査員のコメントも、自分としてもまずまずな結果になってしまい、正直悔しい思いでした。 そこからいろんな事を学び、LIVEも重ね、自分なりに、どうすればより歌を伝えられるかを考えて今回のオーディションに臨みました。公開オーディションはカラオケバトルではありません。自分で自分をアピール、プロデュースすることが何より関係者の目を引くことになります。1シンガー、1アーティストとしてステージに立った以上、いろんな自分を引き出せる力があればあるほど大衆の目に留まるのではないのかな、と思いました。』TAKUYA

【大阪アニメーションカレッジから選出の3組です】
◯梅田 麻衣華さん(大阪アニメーションカレッジ専門学校アニソン声優学科1年)
151021 013
『今回、公開オーディションに出演させていただき、ありがとうございました。公開オーディションの為に練習を重ねてきましたが、本番でのパフォーマンスが一番良いものになりました。大きなステージで、沢山の方に歌を聞いてもらえる機会があまりないので、とても良い経験になりました。また、CATの方や東京校の方のパフォーマンスも拝見することが出来、とても勉強になりました。』梅田麻衣華

◯ヨンさん(大阪アニメーションカレッジ専門学校アニソン声優学科1年)
151021 014
『CATの公開オーディションに参加させていただき、ありがとうございました。私は学校に入学する前からなんとなくこのオーディションについて話を聞いたので、 その時からこのオーディションに出られるように色んなことを考えたり準備をしたりしました。出場できることになり本当に嬉しかったです。これからさらに勉強し、自分が好きな音楽を楽しくやり続けていきたいと思います。』ヨン

◯Clock Rock’sⅢ(大阪アニメーションカレッジ専門学校アニソン声優学科2年)
151021 015
『Clock’Rock’sⅢです!!CAT公開オーディションに出させていただいてとても楽しかったです。昨年はショーケースとして出させていただいたのですが、今年は審査していただいて去年とはまた違う緊張感の中、パフォーマンスさせていただきました!!私達はオリジナル曲「~アイノカタチ~」を披露させてもらったのですが、この曲は、キャットのミュージッククリエイター専攻在校生の西村さんに楽曲提供して貰って、ダンスや歌詞などは自分たちで考えました!!そんな大切な曲をたくさんの方に聞いていただいてとても嬉しかったです!!そしてオーディションに出場して、まだまだ成長していきたいという気持ちも強くなりました。これからもClock’Rock’sⅢをよろしくお願いします!』Clock’Rock’sⅢ

【東京アニメーションカレッジから選出の3組です】
◯Spica(東京アニメーションカレッジ専門学校アニソン声優学科2年)
151021 016
『オーディションでメンバーが決定してから約半年、たくさんの方々に支えられてたくさんレッスンをやってきました。今まで何度かパフォーマンスをしてきましたが、CATホールのような大きなステージで、たくさんの照明を当ててもらってやるのは初めてだったのでとても緊張しました。でも、本番は、全力で楽しんでやることが出来ました。また、普段見ることのできない、他の音楽系の出演者のステージも見せていただき、本当にいい経験をさせていただきました。短い滞在だったので、本当は学校の中とか見学もしたかったのですが、まるで売れっ子のように(笑)急いで東京に戻らなければいけなかったのが残念でした。Spicaに関わってくださっている方々に感謝して、ますます頑張っていきたいと思います!』Spica代表:リナ

◯佐藤 暉さん(東京声優スクール/東京アニメーションカレッジ専門学校アニメ声優学科卒)
151021 017
『今の自分にとって、ライブでもオーディションでもとにかく舞台に立てることが何よりの勉強になるので、数多くの応募の中から選んでいただけたことに感謝します。私は普段、自己表現の勉強のために、ボーカルだけでなく声優や舞台のレッスンも受けているのですが、本気で歌の道を歩んでいる方達の歌声を間近で感じることができてとても刺激になりました。この経験を生かし、これからも歌に演技にと自分なりの表現を研究していきたいと思います。また機会がありましたら挑戦させていただきたいです!』佐藤 暉

◯佐々木 稚那さん(東京声優スクール/東京アニメーションカレッジ専門学校アニメ声優学科卒)
151021 018
『今回、このようなオーディションに参加させてもらえて本当に嬉しく思います。普段のアニカレのホールとは全然違う、照明や音響も本格的なCATの大きなホールを見てアガってしまいました。それでも、今回のオーディションではたくさんの事を勉強させてもらいました。歌う時の姿勢、目線、身体の使い方など、他の出演者の方たちを見て刺激をいただきました。この経験を無駄にしないよう、これからも積極的に頑張っていこうと思います。また来年チャレンジしたいです!』佐々木 稚那

今回はグループ校の東京アニメーションカレッジ専門学校/東京声優スクールからの出演ということで、引率、立ち会いを頂いた小西先生にもコメントを頂きました。

『今回は、アニカレからの参加に、機会を提供いただきありがとうございました。学生らは普段、在学中から慣れ親しんだ東京校のホールのステージをホームにしていますが、サイズも設備もまるで違うCATホールに、出場者らがビビってしまわないかが一番の心配でした。案の定、江坂駅を降りて学校が見えた時点で緊張と興奮が始まったようで、ワクワクする半面、帰りたくなった学生もいたようです(笑)

しかしながら、リハーサルの時点では井原先生や小池先生の細やかなお気づかいもあり、融通を聞かせていただいた結果、普段の練習の成果が出せた学生もいたので、これで本番を迎えられれば大丈夫かと一安心。

学生らは普段から音楽漬けで学んでいるCAT生との違いを相当意識していましたが、やれるだけのことはやれたかと思います。上手くやれた人も、緊張のあまり固まってしまった人も、今回の経験から次の課題を見出して、日ごろの力を出せるようになってもらえるよう、更に指導に力を入れたいと思います。

卒業生であるスクール生のボーカルは、私が平素からレッスンしているのですが、近年新しい手法やメソッドを開発して指導にあたっています。特に、「シンガー」としての充実度を上げるということを念頭に置いております。技術や知識の習得に加えて、肉体という楽器をいかに鳴らしきり、いかにその内面を伝えるか、その為の発声法やリズムトレーニングに重きを置いています。演出の前にまず自らを「シンガー」という楽器としてポテンシャルを発揮できるよう地力を鍛えています。

まだまだ修養期間が短い事もありますが、その成果の片鱗は垣間見えたと思います。いつ、どんな場面でも何のてらいもなく歌えるのが「シンガー」だと思います。言い換えればジャンルが違っても、人前でパフォーマンスする際に、自分のやれる事については自分が世界一だというプライドを持って臨めるようになるべきだと考えます。これからも、今回の経験を踏まえ、学生、生徒たち1人1人が、自らの内にある可能性を開花させ、世界一魅力的な個々に成長できるよう、努力精進してまいる所存です。

最後になりましたが、井原校長をはじめCAT、大阪アニカレの職員、スタッフの皆様には緊張した学生らに、その都度温かく接していただき、慣れない環境での挑戦に不自由がないようご配慮いただきました。
心より感謝いたします。

東京声優スクール/東京アニメーションカレッジ専門学校
担当:小西

そして、スペシャルなサポートをしてくれたサポートバンドメンバー達を紹介します。
151021 019
◯Keyboard:名倉学(平成7年電子オルガン科卒業)
◯Drums:梅本浩亘(平成14年総合音楽専攻卒業)
◯Bass:正垣雄治(平成18年ベース専攻卒業)
◯Guitar:森本隆寛(平成20年ギター専攻卒業)

全員、卒業後関東や関西など全国で活躍しています!代表して名倉君にコメントをもらいました。
『今回、校長先生自ら舞台監督を務め、スタッフ、バンド全校一丸となって学生達をサポートすることができ、CATならではの良さが存分に発揮できたのではないかと思います。普段、様々なアーティストのサポートをしておりますが、学生達のサポートとなると、普段と違う楽しさと緊張感を味わうことができました。このオーディションを通して、学生達の素晴らしい部分を業界の方々に少しでもアピールでき、その中からデビューに繋がる手助けができたなら幸いです!また、今回の企画が学生達の良い刺激になり、ボーカル専攻のみならず、演奏専攻全体がお互いに高めあっていける環境作りができればいいなと思っております。皆さんお疲れ様でした!』名倉学

音響・照明など技術を学ぶ専攻、そして音楽ビジネスを学ぶの学生達も、普段の授業で学んだ力をこのオーディションに発揮してくれていました。
151021 020
音響のメインエンジニアを担当してくれた講師の柿木誠治先生もコメントをくれました。
『普段あまり学校の授業では体験できない緊張感の中で、音響スタッフ一同アーティストの良さを引き出す事に全力で挑ませていただきました。例年とは違うバックバンドの演奏で、カラオケにはない音楽というものをお届け出来たのではないかと思っています。音響的にミスもありましたが、それがどういう風に演出に影響するかという事を、音響スタッフの学生も学ばさせていただきました。ありがとうございます、お疲れ様でした。』柿木誠治

そして音楽ビジネス専攻の学生達は受付や、アーティスト担当として運営をサポートしてくれました。
これほど多くの関係者にまとまってコンタクトをとることが無いため、緊張感がありました!
151021 021151021 022

最後にこの日のパフォーマンスが優れていたと賞された「ベストパフォーマンス賞」、そして業界関係者の皆さんから特別に評価を頂いた「審査員特別賞」の受賞者を紹介します!

ベストパフォーマンス賞:TAKUYA
151021 023

審査員特別賞:リトルボブ
151021 024
リトルボブ受賞の喜びコメントです。
『とても嬉しいです。 私たち自身では1年間で何か成長できたか少し不安ではありましが、前だけを向いて来ました。この1年間で色んな事を知り学びました。私たちの音楽で誰か1人でも元気になってくれるのであれば、意味はあると思います。そう信じ活動してきてよかったと改めて思える瞬間でした。』リトルボブ

皆さんが目指している業界は実力があれば必ず成功するというようなものではないかもしれません。
しかし、夢を信じて続ける事が一番の近道だと思います。
キャットそして創都学園グループのアーティスト達みんなにチャンスがあると思います。

今回出演したアーティストは引き続き業界へのプレゼンテーションを、そして残念ながら出演出来なかった方が、来年の第22回に向けてスタートしています。
今の熱い気持ちを忘れず頑張って行きましょう!

関係者の皆さんありがとうございました。
出演者、そしてスタッフの皆さんお疲れ様でした。

キャットミュージックカレッジ専門学校
教務部キャリア担当
小池敏