平成18年5月22日＠CATホール 本館７階のCAT　HALLで、本校の教育サポーターである、吉田建氏と土屋公平氏の特別授業が行なわれた。客席９０席はあっという間に埋まり、１７時ちょうど小西先生の呼び込みで２人が登場した。「体でグルーブを感じてもらえば大阪まで来た甲斐がある」と早速デモ演奏。間近にプロの演奏を見れるチャンスに、学生は覗き込むように手元を見たりと２人の演奏に大注目！「音楽に答えはない、楽器を弾くということは気持ちよさ楽しさを伝えるという事。自分だけが楽しくなるのではなく聞いている相手も楽しくさせて、心が通じ合えばいいと思う。」と演奏後に自らの想いを語ってくれた。 そして、学生の演奏。吉田氏は準備の間に「ベースは何年目？バンドは何系？」など学生に気さくに話しかけていた。演奏後、吉田氏も土屋氏も学生一人一人に丁寧にレクチャーをしていた。本気で上手になってもらいたいという２人の熱い想いが感じられた。 吉田氏は「心の中で歌えないフレーズは弾けない。演奏する時は本気で入り込む。スイッチの切り替えが大切だ。」と、テクニック面だけではなくメンタル面でのアドバイスも学生に伝えていた。また土屋氏は、質問コーナーで“いいグルーブとは？”というテーマに則した質問や、“楽器のメンテナンスで気をつけていることは？”“楽器はオーダーメイドですか？”などギターについての質問に、ていねいに少しでも伝わるようにと配慮しながら答えてくださった。最後に、もう一度デモ演奏。ここで急遽、学生と一緒にセッションをしようと嬉しい提案が・・・。突然の事にも積極的に参加する、さすがCAT生！プロとして最前線で活躍する両氏とセッションした学生は、貴重な体験が出来たと思う。 「次回はギターとベースに別れて、もっと細かい所まで、レクチャーしたい。」と次回の特別授業が楽しみなコメントを残してくれた。今回参加出来なかった人も次回は是非参加してみましょう！