1. Home >
  2. > > 原田真二氏 第2回サポーターズプログラム

原田真二氏 第2回サポーターズプログラム

原田真二氏 第2回サポーターズプログラム

作成日:2006/07/10

原田真二氏 第2回サポーターズプログラム

「もっと気軽にトライすれば、個性も輝き出す!」 7月7日、原田氏の第2回サポーターズプログラムがCAT HALLで開催されました。 まずはご挨拶代わりに説得力充分な1曲を披露していただき、会場を真二ワールドに引き込んだ後、前回発表された学生作品への総評をいただきました。その流れで、皆もっと力を抜いてどんどん作品作りに取り組むことが必要というお話から、具体的な曲作りのレクチャーが行なわれました。 30年にわたる豊富なキャリアの中でも、自分の曲作りのノウハウを教えるのは初めてとの事。鼻歌で構わないので、浮かんできたメロディーをメディアに記録しておき、楽器に向かう作曲法を具体的にお話くださいました。 また、使う楽器の特性によって曲の出来方が違う事を逆利用し、コード進行などがパターン化しないよう工夫をしたり、メロディーにコードをつけるやり方なども教えていただきました。これまで他への提供も含めて400曲以上を発表して来られた、日本でも有数のメロディーメーカーのお話に、学生たちも真剣な表情で聞き入っていました。そしてクライマックスは、学生たちをステージに上げて、簡単な2コードに、誰でも簡単にメロディーを付けられるという実験的アプローチ。ある学生はキーボードソロにチャレンジし、別な学生はその場でスキャットを歌うと、即興的にオリジナル曲のモチーフが出来上がり、必要以上に身構えてがちな学生たちにも、気軽に曲作りに取り組めることを実証してくださいました。 その後いくつかの質疑応答を経て終盤、MCから私語をしている学生に注意が促された場面では、音楽業界のシビアな側面についてお話いただき、一瞬一瞬を大切に取り組まないと、信用を失ってゆく事などもアドバイスしていただきました。 その後、原田氏ら7名の教育サポーターのセレクションによるプライムチャレンジの実施について発表があり、秋には作品募集を始めるのでどんどん応募するようメッセージをいただき、最後にもう1曲披露してくださいました。 和やかなトークの中にもキャリアに裏付けられたリアルな空気が伝わった特別授業は、今回も好評のうちに終了しました。

原田真二氏 第2回サポーターズプログラム原田真二氏 第2回サポーターズプログラム原田真二氏 第2回サポーターズプログラム

 

原田真二氏 第2回サポーターズプログラム