高校を卒業する時は、特になにも考えていなくてこれという目標も無く、とにかく大学には行っておかなければという気持ちでした。 大学に入ってからは、勉強よりもサークルでの音楽活動に明け暮れ、昼夜問わずスタジオに入り練習を重ね、色々なライブハウスに出演しました。とにかく音楽ばかりしていたという思い出しかありません。 サークルのＯＢの方のライブを見に行った時に、対バンにＣＡＴの卒業生の方のバンドが出演していて、自分とあまり年の変わらない人達がめちゃくちゃカッコいいライブをしていることに衝撃を受けました。バンドで食べて行きたいという思いも強まり、大学は３回生になっていましたがＣＡＴに入学することを考えるようになりました。 ＣＡＴに入学してからは、自分のリズムの甘さ、引き出しの少なさを痛感しました。今まで何となく弾いていたギタープレイにちゃんと意味付けをすることで、さらに音楽的な視野が広がり、より自分を客観的に見ることができるようになりました。 進路に関して迷っているのであれば、まず色々な人に話を聞くことが大事だと思います。何となく目指しますではなくて、ちゃんと情報を掴んで自分なりに熟考した上で、判断してほしいです。あと、年齢や社会的立場に捕らわれないでください。音楽でも何でも、本気でやれば誰でも結果はついてくるのもだと思います。