CAT TOPICS
八弦小唄・加藤氏による「ギターエイジング実演特別授業」
本校卒業生で、大阪・アメリカ村に工房を構えるギター工房/八弦小唄の加藤さんにお越しいただき、在校生に特別授業を開講していただきました!
この日、本校に興味を持ってくれている中高生を中心とした入学検討者に向けてのオープンキャンパスと在校生に向けてのより専門的な特別授業の2本立てで開講。
加藤さんの在校時のことや、卒業後独立して現在に至るまでを業界の先輩としてお話しいただき、実際に作業途中のギターボディを使って、得意とされているエイジング加工(ギターをビンテージライクに仕上げる加工。レリック加工ともいいます)の実演をしていただく贅沢な内容でした!
※「Relic (レリック)」はFender社の登録商標です。
プレイヤー憧れのビンテージギターの価値は近年ぐんぐんと上昇し、価格高騰には目を見張るものがあります。
そこで、製作精度が高く機能性に優れている現行モデルのギターにエイジング加工を施し、ビンテージのルックスを併せ持つスーパーギアにしてしまおう、と現在「エイジドギター」が大人気なんです。
もちろん、ビンテージと見紛うほどの加工を施すには、数多くのビンテージに触れ、本物を知る技術者の熟練の技が必要なのですが、加藤さんは数多くのビンテージギターのリペア経験から得た知識を活かし、楽器業界でも屈指のエイジドモデルを自社ブランド「八弦小唄」で製作されているスペシャリスト!
在校生もオープンキャンパスに参加してくれた来校者の皆さんも、絶対に普段目にすることができない秘技を見逃すまいとかぶりつきで見学(笑)
具体的な手法や、使用する道具などについて、ここぞとばかりにいろいろと質問していました!
ギタークラフト&リペアコースでは、ビンテージの楽器について学ぶ「ビンテージゼミ」がレギュラーカリキュラムとなっており、そこで学んだ知識を活かして実際のエイジングなども実習形式で学ぶことができます。
2月・3月毎週末開催している入学相談会やオープンキャンパスでも、詳しいカリキュラムや教室設備を解説します!興味のある方はぜひご参加ください~
今回の特別授業の受講生の中からも、将来プレイヤーを魅了するエイジングを得意とするクラフトマンが現れるかも!?
今後に期待です!
八弦小唄・加藤さん、お忙しいところありがとうございました!
ギタークラフト&リペアコース担任 横山