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高槻JAZZ STREET 2022

高槻JAZZ STREET 2022

作成日:2022/05/13

 

「3年ぶりに規制無きゴールデンウィークを迎えることになるのではないか・・・」と期待をしながら4月上旬を迎え、CATでも計画された行事や学外参加イベントが4月末からスタート。この10日ほどの間に色んな種類のイベントが折り重なりCATの学生や職員、講師の先生も沢山参加致しました。

 

「高槻ジャズストリート」 

毎年ゴールデンウィークのど真ん中に「音楽があふれる楽しい街づくり」という思いで1999年から始まった全国的にも有数の地域活性のためのイベントです。今回もCATが音響で協力している担当会場の模様を少しお伝えしたいと思います。

 

CAT担当は、50会場の中の37番会場「高槻現代劇場文化ホール3Fレセプションホール」。

事前にこちらの持込楽器を明確にして委員会にご報告、その情報が出演アーティストにリサーチされるという流れ。こちらのクルーの準備として、出演グループの編成から想定される情報をピックアップ。セッティングの詳細は、アーティストさんたちが出番を待つ上手袖に伺い、学生たちが、自らヒアリングを行っての対応となります。普段聴き慣れないジャズという音楽、そして、著名ブレーヤーが多く演奏される会場となっているため、転換時間にも新たな要望等にも答えていくことに緊張が走ります。1曲目が始まり、モニター等の手直し的なリクエストを袖から応答、2曲目、3曲目とミュージシャンたちが演奏に没頭してくれる姿を見て一安心。ジャズの演奏は、アドリブのため、毎回サイズが同じではありません。3曲も聴いていれば、次の出番のミュージシャンがやって来る・・・「セッティングのヒアリングに行ってきます・・・」この状況が延々続いていきます。気がつけば20:30・・・。演奏が終わったアーティストさんから、「楽しかったよ!」「フォローありがとう。」「頑張ってるなぁ。」「ありがとう!」等、何気ない一言が、学生達の糧になっているようです。

 

「高槻現代劇場文化ホール3Fレセプションホール」は、通常であれば350着席/立ち見ありの会場で満員御礼となる場所ですが、今回は座席間隔を開け、着席260席/立ち見無しという制限。イベント全体の室内会場の中では、比較的大きな演奏スペースとなっており、今回も初日9組、2日目10組、総勢70名の素晴らしいミュージシャンが出演されました。菊池ひみこ(pf)さん、東原力哉(dr)さん、フィリップストレンジ(pf)さん、里村稔(sax)さん、魚谷のぶまさ(b)さん、荒玉哲郎(b)さん、松田GORI広士(dr)さん等々・・・素晴らしい演奏でした。2日目には幸運にも注目プレーヤーの岩瀬立飛(dr)さんのドラミングを観ることができました!そのドラミングは、ジャズというアドリブ多き音楽にリズムが絡み、溶け込んでいく極上の瞬間を演出するものでした。これは凄かった・・・。音響エンジニア専攻の学生にはドラマーもおり、まばたき無し、口開いたまま・・・凄く勉強になったことと思います。

このイベントは2年間中止となっていましたので、在学中に参加出来ず卒業した学生達もいます。

参加できた学生は、大変だったとは思いますが、良い経験になったと思いますよ。ご苦労様でした。

裏方さん・・・それぞれのシーン。

 

〇搬入機材の確認は、なんと前々日の別イベントの休憩時間からのスタートした!!

 

〇前日5/02夕方、積み込んだら以外と目一杯。さて現地集合は19:00・・・。

 

〇現地19:00過ぎに機材搬入、21:00過ぎに回線チェックとなり、後は明日。

 

 

〇当日の本番前、多少の音出しはありますが、リハーサル時間は、さほどありません。

会場MCの小倉さんも初めての挑戦で緊張されてました。

 

 

〇開場しました。自分を信じて頑張ります!!さすが2年生、少し余裕の表情。

 

 

 

〇Jazz良いですね。穏やかに進んで行きます。

 

〇豊島先生、余裕です・・・教えながらやってます!!ここは授業ではありません(笑)。

しかし、みんな、短い転換時間にも少しずつ慣れてきました~。

〇予想しないハプニング!!今回最大のピンチ・・・ ピアノトラブル発生!

その後の、各ピアニストさんたちに説明も大変~。

皆さん、「えっっ」「ないわ~」「・・・」「怒っっっ」「冗談よね・・・」「(笑)」色々でした・・・。

その後、調律師の小川さんがトラブル対処に来てくださいました。

転換中にも調律してしまいます~ありがとうございました。

 

〇2日目最終の演奏が終了。1日目/2日目と学生スタッフが入れ代わったのですが最後まで頑張ってくれました。

残念ながら、みんなで撮った唯一の写真・・・。 イベントは慣れた頃に終わってしまいます。

この経験を生かして、次の機会も頑張ってやってください!!

 

〇最後はバラし。音響機材、楽器の両方なので、少しでも容量を減らすためにドラムスタンドとマイクスタンドを一緒の

スタンドケースに・・・あぅぅぅぅ、これは重すぎて大変でした。最後、ステージに残ったベースアンプとの2ショットです(笑)。

 

 

自分ところ以外は、2日目16:00~16:30の30分だけ

39番会場「高槻現代劇場大ホール」を拝見致しました。

外へ出たのは、これだけ(笑)。皆さん、お疲れ様でした。

 

井原