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アコースティックギタリスト 押尾コータロー×本校⾳響講師 ⽚⽯喜之による特別授業を開催しました!

アコースティックギタリスト 押尾コータロー×本校⾳響講師 ⽚⽯喜之による特別授業を開催しました!

作成日:2021/10/05

 

ソロアーティストとして全国ツアーなどのライブ活動を中⼼に、映画⾳楽、番組テーマ曲、CM⾳楽などの作曲も⼿掛ける、⽇本を代表するアコースティックギタリスト 押尾コータロー。PA、レコーディング、サウンドディレクターとして、押尾コータローをはじめ数々の⼤物ミュージシャンの⾳場作りやレコーディングプロジェクトに参加し、第⼀線で活躍する本校⾳響講師の⽚⽯喜之。この二人による特別授業が先⽇CAT HALLで⾏われました。

 

 

今年はコロナ禍で、例年の様に学生たちも現場に出る機会が減ってしまっている中、学生たちに経験を積んで貰える機会をと、押尾氏と片石先生から「ミュージシャンとエンジニアがどのように協力してLiveを作り上げているのか。リハーサルでの音作りから本番までの制作過程をリアルに見てもらえたら」と、ご提案いただき今回の実習が実現しました︕

 

 

音響エンジニア専攻、ギターエンジニア専攻、演奏系専攻の学生が参加!
バラード曲の音作りでは、リバーブの種類や違いについての解説。
また、光に向かって前に進むというメッセージが込められたアップテンポな楽曲「GOLD RUSH」では、トリッキーなエフェクトを使った音作りについての解説などが行われました。
他にも、マイク録りの時のポイントや、マイクの特性から場面に合わせたマイクのチョイスなど、プロの現場で行われているテクニックを惜しげもなく披露してくださいました!

 

 

普段お二人がミュージシャン、そして、エンジニアとして現場で行っている内容を学生たちにも分かり易くかみ砕いて解説して頂いたので、あのワンフレーズにあれだけのエフェクトをかけているの!?など、衝撃の作業内容に驚きを隠せない学生たちも多かったようです!
おっと、これ以上はネタバレになりますから、実際に授業を受けた学生たちだけの特権ということで(笑)

 

 

また、音作りの解説後に行われたライブでは押尾コータローの超絶テクニックに、片石先生の音響技術と照明スタッフによる演出が合わさり、受講者だけに向けて行われたとても贅沢な空間となりました♪

 

 

更に、押尾コータロー使用ギターのピックアップシステムを手掛ける高早楽器技術の高早真憲さんも駆けつけてくれました!
ギタークラフト専攻の卒業生である高早さんは「いい音」を探求し研究を重ね続けて独自の感覚で楽器製造、メンテナンスに携わっておられ、押尾氏のサウンドを支えている方なのです!

 

 

この3名によるトークショーでは、如何にしてアーティストとエンジニアが信頼し合い、お互いに最高のパフォーマンスを発揮し、それが現在のお仕事に繋がっているのか?など、学生たちにとって改めて身が引き締まるようなお話を伺いました。

 

 

質問タイムでは、押尾氏が使用しているギターのことやオープンチューニングや奏法テクニックについての質問など、学生たちが疑問に思っていることに丁寧にお答えいただきました。
また、押尾氏が音響エンジニアや照明エンジニア、この日ピンスポットを担当していた在校生に対しても「スタッフ」という言い方では無く、名前で呼んでいた事。片石先生も同じく、演者さんのことを「ボーカリスト」や「ギタリスト」では無くなぜ名前で呼ぶのか?といった、アーティストとスタッフとの関わり方についての質問が印象的でした。
更に、高早さんには、アコースティックギターのピックアップシステムについての質問や、高早さんが専門学校時代の先輩としてのエピソードなども、お話しいただきました。受講していた全ての学生たちの質問に、最後まで親身になってお答えくださり、気づけば予定していた時間を大幅に過ぎてもその熱いトークは冷めることなく終了の時間を迎えました。

 

 

今回、在校生たちにこのような貴重な機会を設けてくださった片石先生、後輩のためにと駆けつけてくださった高早さん、
そして、快くお引き受けくださり、お忙しい中、お越しいただいた押尾コータローさん、本当にありがとうございました!

押尾コータローさん、高早さん、片石先生、今後のご活躍を応援しています!

 

押尾コータロー オフィシャルサイト
https://www.kotaro-oshio.com/