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探すことが簡単な世の中!!だから「LPレコードの紹介」。

探すことが簡単な世の中!!だから「LPレコードの紹介」。

作成日:2020/05/25

皆さん、こんにちは。
いつも・・・どんなもので音楽を聴いていますか?
現状の「STAY HOME」状態だと、ストリーミングやダウンロードは便利ですね。

 

在校生の殆ども、ストリーミングやダウンロードでスマホというパターンが大半ですが、CDを買うという学生も存在します。
年配の方々、特に講師の先生方々は、レコード、カセット等、色んなメディアに触れてきています。

 

今日は、私が最後まで保管していたが、遂に「断捨離」されそうなレコードに協力してもらい、古い音楽のレコードジャケットを見ながら、ひとりごとを書いてみようと思います。
ちなみに、ジャケットを持つモデルは、担任の先生たちですが、もうLP世代ではないようですね(汗)。
各担任が好きそうな音楽ジャンルのレコードジャケットを・・・手に持って頂きました。

 

レコード(Wikipedia)

 


 

宇宙の騎士/TOTO

 

 

1978年、凄い勢いで、このサウンドが上陸してきたことを思い出します。
フュージョン全盛期にロックテイストのお洒落なサウンドが来た~。
ロック少年たちは、飛びつきました。
ちなみにレコードジャケットを持っている音響エンジニア専攻・照明スタッフ専攻の担任も、今は亡きジェフ・ポーカロ先生(TOTOのドラマー)の大ファンです。

 

参考:オリジナルメンバーではありませんが、ホールド・ザ・ラインからのメドレー
TOTO 35周年アニヴァーサリー・ツアー~ライヴ・イン・ポーランド 2013

 

 


 

愛のコリーダ/クインシー・ジョーンズ

 

 

世間では、タイトル曲の「愛のコリーダ」が大ヒット。
個人的には、このアルバムのB面「ヴェラス」というバラード曲にビックリ。
その世界の大きさを感じました。
トゥーツ・シールマンズやイヴァン・リンスとの出会いです。
さすが、スーパープロデューサーQって思ったアルバムです。

 

 


 

サンタナ(1st)/サンタナ

 

 

まだ、仏教徒ではなかったカルロス・サンタナ親分の1stです。
当時は、かなり激しいバンドだったとのこと。
1969年8月ウッドストックコンサート出演。
9月に、このアルバムが発売されました。

 

よって、激しめの髪型の先生にジャケットを持って頂きました。
幼かった私はその後に「ロータスの伝説」という3枚組のアルバムをお年玉で買ったことを良く憶えています。
あの横尾忠則先生デザインのジャケット広げて社寺仏閣の書物を読んでおりました。
次の年の来日公演を大阪厚生年金会館に観に行った時のことは、今だに忘れられません。
髪型が大人しくなり大変身!!お香焚いてました・・・。

 

 


 

スリラー/マイケル・ジャクソン

 

 

「史上最も売れたアルバム」と言われている。
確かに、私の家には、レコード2枚、CD1枚有り・・・なんでそんなにあるのかって・・・?
同じような音楽が好きな二人が結婚した年だったからです(笑)。
丁度、レコード、CDの両方が入り交じった時期。
エディ・ヴァン・ヘイレンの起用とそのソロワークに唖然。
クインシー万歳!!
前回の「オブ・ザ・ウォール」大好きだった私とマイケルジャクソンと同い年の嫁は、また、ブッ飛びました。
当時、「ガール・イズ・マイン」みたいな音楽に憧れました。そして、ロッド・テンパートンが素晴らしい!!!

 

 


 

バラード/ジョン・コルトレーン四重奏団

 

 

今も、ずっと、このアルバムが好きです。
個人的には、心に浸みる音楽って少ないのですが、やっぱりこれかな。
テナーサックス、ピアノ、ベース、ドラムの編成。
ギターの入っていないアルバムです。
正直、自分には何故かギターは浸みてこないのです(笑)。
聴き方が悪いかも知れませんね。

 

 


 

デキシー・チキン/リトル・フィート

 

 

関西で活動していた好きなサウンドのバンドがリトル・フィートのコピーと知り、急いでレコードを買い求めたことを思い出します。
丁度、高校1年生だったと思います。
今、聞いてもホント、格好いい!!
この空間はなんだ~??

 

 


 

ミドル・マン/ボズ・スキャッグス

 

 

「シルク・ディグリーズ」大好きだった私には、当時、凄く都会的に聞こえたことを思い出します。このアルバムで、ボズファンが一気に拡がった印象の強いものでした。写真は、そんな想いを混ぜて撮影。前回、ベンチだったのに・・・。

 

 


 

ブリージンジョージ・ベンソン

 

 

このアルバム、今、聴いても素晴らしいです。
こんなリズム出ません。
裏を感じてもらうために、ジャケットも裏面です(笑)。
ジョージ・ベンソン師匠のギターも当然素晴らしいですが、何故か、私の好きなアルバムのドラムは、このアルバムでも叩いているハーヴィー・メイスンという人なんです。
キーボードの二人も、ホント素晴らしくアドリブラインが歌います。
無人島に持っていく1枚!!
沢山の情報を入れておきます。

 

曲はB面「AFFIRMATION」

 

 


 

ベイクド・ポテト・スーパー・ライブ!/グレッグ・マティソン・プロジェクト

 

 

隠れた名盤です。
グレッグ・マティソン(key)、スティーヴ・ルカサー(g)、ジェフ・ポーカロ(ds)、ロバート・ポップウェル(b)がロサンゼルスの有名ライブハウス“ベイクドポテト”で1981年に行ったライブを収録したアルバム。
フュージョン・ファン必須の1枚。
「これ、ロックでしょ!!」と思っています(笑)。
当校、杉山先生のお奨めの一枚~。
この写真も表情あってグレード高いです。

 

 


 

イエスタデイ・ワンス・モア/カーペンターズ
SPシングル盤 (ドーナツ盤)

 

 

最後はシングル盤を1枚。
1973年発表。
当時12才だった私が買ったものです。
この一枚だけ「断捨離」しないかなぁ・・・。
このB面に「明日への旅路」という曲があるのですが、この曲も素晴らしいです。
凄く良いボーカリストですよね。
色んな音楽を聴きますが、自分では、ここが「原点」だったよねと思います。
好きな女性ボーカルは、カレン・カーペンター、エラ・フィッツジェラルド、美空ひばり。
何故か、これも昔からずっと・・・変わらないです。

 

 


 

さて今日は、手元にある出来るだけメジャーなもの???を選び人の表情に置き換えてのひとりごとでした。
そのジャケットからそのサウンドがイメージできるという相互関係が切り離せないくらいの素晴らしい名盤はたくさんありますが、その感触って凄く大切なモノだったのかなぁ・・・とCDを見てよく考えてしまいます。
音楽との関わりが、随分変わったなぁ・・・。
そして、デバイスに入っているデータで音楽を選別している自分に問いかけます。
しかし、その「便利さ」を使っている自分からの答えは、当分返って来ないようにも思います(笑)。

 

今回は315mm×315mmの大きな盤面を持つLPレコードの紹介でした。
皆さんも、少し気になったら聞いてみてください~。

 

今の世の中、探すのは、呆れるくらい簡単!!
大切なのは、聞き分ける力かな。
自分の好みに合うものを沢山聴いて下さいね。

 

(学校長 井原)