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5.1chサラウンド特別セミナー

5.1chサラウンド特別セミナー

作成日:2009/10/21

最新のサラウンドを体感!! 10月10日(土)に2号館ライブスペースにて5.1chサラウンドセミナーを開催しました。 サラウンドとは、2つ以上のスピーカーで音を鳴らすことで、通常2つのスピーカー(ステレオ)では表現できない「包み込まれる」という表現を可能にしたものです。 講師はNHK広島放送局で、音楽番組やドラマのサラウンドを手がけておられる北島正司氏。北島氏は専門学校を卒業後、NHKに入社したとのことで、キャットにとても関心をもっておられました。 NHKではドラマや音楽の他に、情報やスポーツ、ニュース、ドキュメンタリーなど多種多様な仕事内容があり、北島氏もあらゆるジャンルのお仕事をされています。 まずはNHKの仕事内容からお話いただきました。テレビはステレオ放送でも、中継車の中ではサラウンドミックスをしていることもあるとのことで、中継車の写真なども見せていただきながらいろいろな場所で様々な仕事をしていることを教えていただきました。 サラウンドにすることによってどんな効果が出るのか、どんなサラウンドのセッティング方法があるのかを中心に説明していただいたのですが、話を聞いてかなり仰天!! 通常スピーカーは2つ使って音を表現するのですが、5.1chサラウンドでもスピーカーを6つも使っています。今回のセミナーのセッティングは5.1chだったのですが、世の中には6.1ch(スピーカー7つ)や7.1ch(スピーカー8つ)、極め付けに22.2ch(スピーカー24つ!!!)なんてものも存在するらしく、本当に衝撃的でした!! 試聴では沢山のネタを持ってきていただき、参加した学生たちも興味津々!北島氏が座っておられた場所が聞こえ方が一番良い場所(スイートスポット)なのですが、学生にも座らせていただき、長蛇の列をつくりながら順番に座っていました。いつもは2つのスピーカーで聞きなれているので、かなり衝撃的だったようです★ ミックス作業も行っていただき、これだけのスピーカーがあれば沢山のことができてしまうので、まず自分でイメージを膨らませて、楽器の配置をアレンジしたり、自分が何を表現したいのか整理することがかなり重要になってくるということを教えていただきました。 この特別授業を通して、難しそうに思えていたサラウンドが「簡単で楽しいもの」というイメージに変わりました。 サラウンドは今後更に普及していくと思いますので、今回受講した学生の中にも、将来サラウンドミックスを手がけるエンジニアが誕生するかもしれませんね! 今後に活かしながらどんどんスキルアップして欲しいと思います。

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