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吉田建氏 土屋公平氏 特別授業

吉田建氏 土屋公平氏 特別授業

作成日:2008/11/21

11月6日(木)教育サポーターズプログラム 今年度2回目となる、お二人の特別授業は、ベースとギターそれぞれに分かれたパート別レッスンを行いました。 ベースの今回のテーマは「Noteの選択」。 ベースという楽器は基本的に単音で演奏しますが、その演奏された音が楽曲に与える影響はとても大きく、ルート音以外にどんな音を選択するのかはプレイヤーとしてのセンスを問われます。 今回の吉田建さんの授業では、コード進行のなかでベースがどの音を選択するのかによって、同じコードの進行でも聴こえ方の印象が全然違うという様々な例を教えていただきました。 コードをつなげる音を見つけて綺麗な格好いい流れを創るために、ベースラインの流れのなかで選ぶ音の意味を考えることがどれだけ重要か。コードの流れのなかに何が隠されているのかを探ることがどれほど楽しいことなのか。フレーズを創るセンスを磨くためにどう音楽を聴くのか、といったことをレクチャーしていただきました。 ベーシストとしてだけでなく、アレンジャーとして活躍されてきた吉田建さんが、これまでどんな風に音楽を聴いて、演奏して、楽しんできたのかという事を、学生たちは伝えてもらえたように思います。 「ベースラインの流れがスムーズだとコード進行が格好よくなるんだ。」という吉田建氏の言葉が印象に残る特別講義でした。 ギターパートの今回のテーマは「ワウペダル講座」。 ギターエフェクターの一つであるワウペダルはギターについているTONEの様なもので、ジャンルにも寄りますが、特にFUNKやBLACK MUSIC等のカッティングやソロの音色を奏でるには欠かせない重要な役割を持っています。TONEを絞ると音がこもり、開くと逆にカラッと乾いたような高音がでる仕組みになっています。それを演奏しながら足で(踏み込む~戻す)くり返しを連続し、独特の効果を奏でる事ができるようになっています。 このワウペダルは曲のリズムやテンポに合わせて足を動かすのでギター演奏とは別のテクニックが必要です。その辺りを実際に演奏して頂き具体的に説明して頂きました。 使い方のセンスによってこんなにもかっこいい演奏ができるんだ~という事を知る事ができました。また、各メーカーのワウペダルの特徴なども説明して頂けたので、これから購入する人にもとても参考になったのではないでしょうか。 学生は皆真剣に聞いており、ノートにメモする者や何度も質問する者などいてとても興味深い内容で充実した授業となりました。

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