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ローディー桑元ヒカル氏 特別授業

ローディー桑元ヒカル氏 特別授業

作成日:2016/07/08

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夏が来ました!
夏といえばフェス!ライブ!
夏フェスやライブの会場で活躍するのは、ステージでパフォーマンスを行うアーティストだけではありません。
ステージでアーティストをサポートする、ローディー・テクニシャンというスペシャリストがいるのをご存知ですか?

ローディー・テクニシャンとは
ミュージシャンの楽器をサポートする業務や、コンサート・イベント等の設営、運営を行う専門職。
日本では、1980年代前半より専門職としてのローディーが存在している。ローディー自体が歴史の浅い職業であるため来歴は様々で、元・ミュージシャン、元・制作スタッフ、元・楽器店店員、元・楽器職人、元・システムエンジニアなど、多岐にわたる。
名刺やクレジットには“technician”、“instrumental technician”と記載されることが多い。スタッフ同士やミュージシャンからの呼称としては、“ローディー”の他に“tech”という略称や、単に“楽器”という表現もある。
(wikipedia「ローディー」より抜粋)

本校でもギターエンジニア専攻から多くのローディー・テクニシャンを輩出してきたのですが、その卒業生のうちの一人、現在東京でローディーとして活躍している桑元ヒカルさんが特別講師として帰ってきてくれました!

 

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この日は彼の後輩であるギターエンジニア専攻の在校生に向けて、音楽シーンの第一線で活躍するローディーのお仕事について、そして自分の好きなことを仕事にする面白さについて語ってくれました。
もちろん、キャットで学んだことが現場でも大変役立った、という話もたくさん話してくれました。
実際、在学中に考案したギターのコントロールシステムが、現在ローディーを担当しているバンドのギターに採用されているらしいですよ!

 

しかしさすが、日本の音楽シーンの中心・東京で活躍するローディー。話に出てくるアーティストがビッグネームばかり!!
桑元さんがチェックのためにギターを弾いているところを、アツいライブパフォーマンスで有名な某シンガーソングラターのアーティストが目にする機会があり、「お前の弾き方はなってない!!」と直接ギターのレッスンを受けた、というファンには垂涎ものの話や、某国民的有名アイドルグループが楽器を演奏する際にローディーとしてついたが、あまりにもグループの人数が多く顔を全く覚えられなかったため、担当楽器の受け渡しにかなり困った、というような業界裏話まで(笑)、ローディー・テクニシャン業務に興味がある学生だけでなく、音楽業界に憧れを持つ本校の学生にはかなり刺激の強いエピソードトークがバンバン飛び出しました。

 

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学生たちへは「たくさん音楽を聴いて、ライブを見てください。そして雑誌やインターネットからの情報だけに頼らず、何でも自分で実験して挑戦してみるという、キャットの授業のようなスタイルを忘れずに頑張ってください」というアドバイスと、「東京に出ていくのは大変で、最初のうちはメチャクチャ寂しいけど(笑)、音楽業界の第一線で仕事をしたいなら絶対に一度は出てくるべき。出てきたら、僕が相手してあげるから(笑)、どんどんチャレンジしに来てください!」と熱いメッセージももらいました!

 

さあ、受講生から桑元さんに続く者は現れるか!?
学生の皆さん、頑張ってください!!

 

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(教務部:横山)

 

■桑元ヒカル(S.O.H Work)

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キャットミュージックカレッジ専門学校ギターエンジニア専攻で楽器製作や音響機器等について学び、卒業後株式会社 サウンドクルーにローディー・テクニシャンとして入社。同社で数々の著名アーティストのツアーに参加する。
退職後、「S.O.H Work」を立ち上げ、現在も多くのアーティストのテクニシャンを担当している。