CAT TOPICS
ステージレクチャー&前期ステージ実習
夏休みに入って一週目の先週、ミュージシャン学科の学生たちは実習週間で、「ステージレクチャー」と「ステージ実習」が行われました。(以下”ステレク”・”ステ実”)
因みにステレクはミュージシャン学科1年生を対象とした実習で、前期授業のみ開講されている講義系授業「ステージゼミ」の実践編とも言うべき実習なのです。
講義で学んだノウハウを、翌日に控えているステ実のサウンドチェックに生かす為、特にステージ上でのモニターの仕方を中心にレクチャーを受けました。
授業では、色々な会場でのPAシステムやモニタリングの講義を受けていましたが、実際にステージに上って聴こえる音、そして自分がどういう音を聴けば演奏しやすいのか?また的確にエンジニアやスタッフにその要求を伝えるためにはどうしたらいいのか?このあたりを中心に体験をしました。
翌日に控えている”ステ実”用に組まれたバンド編成で曲を演奏し、モニターの注文や、ステージ上で移動してみて聴こえ方の違いなどチェック!
他の人が演奏している時のモニターバランス等も積極的にステージに上がって確認している学生も居て、ステ実への意気込みが感じられました。
そして、ステレクで経験した感覚が鈍る間も無く翌日のステ実を迎えました。
そして当日、キャットの関連施設である心斎橋”ビッグキャット”に場所を移して、前期授業の集大成とも言える前期ステージ実習が始まりました!
学生たちの日頃の成果を保護者の方々にも見て頂こうと事前に案内した事もあり、沢山の方々に来場して頂きました。
それで肝心の中身はと言うと、前日に行われた”ステレク”の経験と日頃各専攻独自で学んでいる事、アンサンブル等の合同授業で学んだコミュニケーション等を如何なく発揮し、若さ溢れる演奏・パフォーマンスを見せてくれました。
学外での実習を通して、ただ演奏を聞かせるだけでは無く、どうすれば聴衆に伝わるか?そして、派手なステージングができるのは、裏からしっかりとサポートしてくださる音響・照明や舞台の進行等、バックヤードの方々のお陰だという事も学べた、とても有意義な一日だったと思います。
最後にアンサンブル担当講師の方々による総評と、職業実践専門課程の見地から、BIG CATブッキングマネージャー築谷様より、現場目線からのアドバイス・コメント等頂きました。
これで一旦夏休みに入り、明けて暫くすると前期試験も始まります。
後期もより一層充実した日々になるよう、夏休み期間中は、体調管理とスケジュール管理をしっかり行い、前期試験・後期授業へと臨んで下さいね!
(教務:常田)