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ギターエンジニア専攻チューター内「校内リペア工房」スタート!

ギターエンジニア専攻チューター内「校内リペア工房」スタート!

作成日:2015/05/18

すがすがしく気候もいい春が、そろそろ終わりますね…
何だか日ごとに湿気が増えているような気がする今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか!?

湿気といえば、湿度が楽器に与える影響ってものすごく大きいことをみなさんご存知でしょうか。
特に木材が材質の大半を占めるギターやベースは、しっかりと塗装されていても空気中の水分が出入りしており、かなり影響を受けるのです。

【楽器マメ知識】
雑誌などのインタビュー記事で、著名な国内アーティストがアメリカなど海外のスタジオでレコーディングをしているという話を聞いたことがありませんか?
それには、世界的に有名なスタジオでレコーディングをするという考えがあることはもちろんですが、それ以外に、カラッと乾燥した気候に楽器を置くことで楽器を乾かし『より良い音』で録音したい、という目的もあるのです。
それぐらい、湿度は楽器に影響を与えるということなんです!!

…とまあ、楽器に関するウンチクはこれぐらいにして(もっとウンチク聞きたい!という人はぜひギターエンジニア専攻のオープンキャンパスに参加してください!楽器についてなら何時間でもしゃべりまくりますよ!!→ギターエンジニア専攻オープンキャンパスの申し込みはこちらから)、なぜこの話をしているかというと…

毎年恒例、ギターエンジニア専攻の「校内リペア工房」がスタートしましたよ!という話なんです(笑)。

キャットでは放課後の時間を利用して、学校設備を使えて、専門の講師が指導もしてくれる自由研究の時間があります(『チューターサポート』といいます)。
ギターエンジニア専攻も週2回放課後に教室を開放、講師の指導を受けながら、学生が自由に作業できるチューターサポートを行っています。
その時間を利用して、自分が集めたパーツでギターを作っちゃう猛者もいるほど、充実した時間を過ごしています。

さらにその時間を使ってギターエンジニア専攻2年生が、他専攻の学生が所有する楽器のメンテナンスや修理を無料で行いますよ!という、まさに「校内(にある)リペア工房」を実施しているのですが、その工房が先週からオープンしました!

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さっそく持ち込まれる楽器を、ギターエンジニア専攻2年の頼れるリペアマンの卵達が修理・メンテナンスしていきます…

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季節の変わり目は楽器の状態も大きく変わります。
良い演奏にはこまめな調整が必須ですよ!

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中にはこんな修理依頼も!!
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これは大手術!!頑張って直します(笑)

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ギターエンジニア専攻の学生は自分の腕を磨くことができ、他専攻の学生は無料で楽器のコンディションを整えることができるという、一石二鳥のシステムです。
これを見ているキャット生のみんな、たくさんの楽器持ち込みを待ってますよ~

(教務:横山)