卒業生トピックス

「USEN WHITE STUDIO」でレコーディング実習!

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2016年12月某日。
この日の「レコーディング実習」の授業は特別メニュー「USEN WHITE STUDIO」の見学でした。
担当講師の片石先生はCATの卒業生でもあり、押尾コータローさんをはじめたくさんの有名ミュージシャンのレコーディングを手掛けているエンジニアで、「USEN WHITE STUDIO」は先生の現場のひとつだそうです。

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その名の通り、白を基調にしたスタジオは、ビルの1フロアにありました。
元々普通のビルの中に作られたスタジオだそうですが、思ったより狭いと感じることはなく明るい印象をもちました。

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このスタジオのハウスエンジニア 岩崎さんもCATの卒業生だそうです。

まず私たちが驚いたのは、スタジオ全体の機材の選定から設計までを岩崎さんが手掛けられたということです。
大きな機材はもちろんのこと、ケーブルなどの細かいものや楽器まで。ピアノに至っては海外に実際に行き聴き比べて決められたそうです。

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この日は偶然、年に1,2回行われるのピアノの整調日ということで、鍵盤が外されていたり、普段は見られないピアノの内部など、とても貴重なものを見ることができました!

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設計にもたくさんの工夫がされていました。
音の劣化を防ぐため、録音ブースから直接コントロールブースまでケーブルを最短距離にされていたり、録音ブースから通路越しに外を見られるようにして、閉鎖空間的になりがちなスタジオの印象を無くすなど、どこを見てもサウンドにもアーティストにも気配りが行き届いていました。

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CATのスタジオにもあるメインスピーカーとニアスピーカーに加え、天井スピーカーもコントロールブースに設置されていました。
どんなスピーカーで流してもしっかり聴ける音を作らなくてはいけないのはもちろんのこと、店舗で流れることを考えて、最終確認は天井スピーカーで行うそうです。これはUSENのスタジオならではだと思います。

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今回、見学だけではなくアナログ卓で実際にMIXをさせていただきました。
以前録音された大編成オーケストラの音源に挑戦しました。
オーケストラ譜がなかなか追えず、かなり苦戦しました。
片石先生と岩崎さんは、ちょっとしたリズムなどをきっかけに3秒もあればどこを演奏しているかわかるようです。
プロってすごいです!

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普段の私たちの感覚では、リズム隊となるドラムやベースの音量を大きくしたくなるのですが、USENの場合は店舗や飲食店などのBGMとして流すため、いつも通りの音量ではなく、人の会話を邪魔しない小さな音量でもきれいに聞こえるように考えて音作りされているそうです。

今回の見学では、スタジオ設計におけるこだわりや、音楽が流れる場面を考えた音作りなど、普段の授業では経験できないことをたくさん知ることができました。
貴重な機会を設けていただいた、片石先生、岩崎さん、ありがとうございました。

(2年音響エンジニア専攻 レコーディングコース一同)