７月７日（月）５E-1ゼミスタジオ ミュージシャンには馴染み深いRoland社によるセミナーが行われました。 今回は、手のひらサイズのマルチトラック・レコーダー「MICRO BR」を中心にデモ・インストラクター中野豊さん（ギタリスト）を招き、機能についてより詳しくレクチャして頂きました。 本体は手のひらサイズと小さいため、大型モニターに拡大で映し出し見やすい環境で行われました。まずは内臓のリズムトラックを使ってパターンを選択し、それを聞きながらリズムギターを録音。本体にはリアルなアンプシュミレーター、エフェクターが多く内臓されていますので、本体にシールド１本つなぐだけで録音できます。その後にベース、ギターソロを録音といった感じであっという間にレコーディングを済ませ、最後にPAN（音の定位）を左右に振り分けバランス調整して聞くと、なんと素晴らしい～！！　充分なクオリティーでデモ音源が完成しました。 このMICRO BRは本体に高性能マイクも内蔵されていますので、シールド無しでそのまま録音する事も可能です！。 という事で、今度はアコースティックギターをマイク録りしました。まるでCD音源を聞いている様なハイクオリティーで聞く事ができました。他にも音源のテンポを変える機能やボーカルやギターソロなど音の定位がセンターにある音をミュートするセンターキャンセル機能も付いていますので、カラオケやギターのマイナスワン音源などが簡単にできるのです、ボーカリストやギタリストにはかなり重宝するはず！。他にも便利機能がたくさん含まれていて、このサイズでこの機能というのは正直信じられないというのが実感です。恐ろしい世の中になったものです。（笑） MICRO BRの紹介の後にDR-880（ドラムマシーン）、GR-20（ギターシンセ）の紹介もありました。GR-20では見ていた学生も驚きのあまり「すげ～！！」の連発でした。今回はMICRO BRがメインですので、GR-20レポはあえて控えます（笑）気になる方は楽器屋さんで試奏して下さいね。という訳で盛りだくさんな内容のセミナーでした。 Rolandさんありがとうございました。 Roland H.P http://www.roland.co.jp/