先日、演奏系専攻1年生はビルボードライブ大阪さんに芸術鑑賞会に行ってきました！

各専攻の授業終わりに5号館1Fに集合、約50名が連なって西梅田まで大移動！
途中改札で定期を取り忘れたり、学校に財布を忘れていることに気付き取りに帰る者が出るなどハプニングはあったものの（笑）、なんとか会場に全員が到着。

会場前で記念撮影。

ライブスタートまで、ドリンクをいただいて待ちます…

えらいカワイイ飲み物飲んでますね（笑）

この日のライブは『PB Session Band featuring 元ちとせ』！

佐橋佳幸(G) ※以下敬称略、小原礼(B)、Dr.kyOn(Key)、屋敷豪太(Dr)、西慎嗣(Vo&G)、柴田俊文(Key)、山本拓夫(Sax)という、日本の音楽シーンにこの人あり！というメンバーで構成される「PB Session Band」に、独特の世界観を添える 元ちとせ(vo)も今回は参加とあって、ますます期待も膨らみます！！
出演者についてちょこっと紹介しますと…

佐橋佳幸(G)・・・自身のユニット山弦はじめ、山下達郎など大物アーティストのツアーやレコーディングに参加し、超売れっ子セッションギタリスト。松たか子の夫としても有名。

小原礼(B)・・・サディスティック・ミカバンドを皮切りに、渡辺香津美率いる伝説のバンド”KYLYN”では坂本龍一や矢野顕子らと共に参加し、名盤を残している。他にボニー・レイットのツアーやレコーディングに日本人として唯一参加。

屋敷豪太(Dr)・・・日本のダンスミュージック界での活動を皮切りに1988に渡英し、1991年に超メジャーグループ”シンプリーレッド”にドラマー＆プログラマーとして参加。全米・全英ヒットチャートを賑わすアルバムに参加。

西慎嗣(Vo&G)・・・16才からプロ活動スタートし、伝説のバンド、スペクトラムのギタリストとして一躍有名になるが、バンド解散後はソロとしてアン・ルイス、矢沢永吉らの大物アーティストのレコーディング、ツアーに参加。チャーや山崎まさよしらとも交流があり、多方面で活躍中。

もちろん他の出演者もスゴイ方たちばかりなのですが…すべて挙げるとキリがないので…
スイマセン！興味のある人はぜひネットで検索してみてください！（笑）

ちなみにこのバンドのコンセプトは、バンド名の由来となった「とある老舗バー」でBGMとしてかかるアナログ盤のように、メンバーが好き好きに持ち込んだ曲をみんなでセッションしよう！というものだとか。
…ということで、なんと「持ちネタ（曲）はNG！！」という掟があるとのこと！
おかげでこの日の演奏曲は、ビートルズ、マイケル・ジャクソン、エリック・クラプトン、プリンス…果ては日本の歌謡曲まで！超ワイドレンジな選曲！（笑）

もちろんライブタイトルの通り、元ちとせさんも登場。強烈なインパクトでした！
あの独特のビブラート…というのでしょうか…あれは一体どうやったらできるのでしょうか…
生で聞くと訳が分かりません…
当然、バンドの“鉄の掟”に従って、ご自身の持ち曲ではなくカバー曲を歌われたのですが、もうオリジナル曲です。あれはもう（笑）。
唯一無二の世界観。
きっとボーカル専攻の学生にとって、技術的なことだけでなく、アーティストとしての在り方についても考えさせられるパフォーマンスだったのではないでしょうか？

各自本当に好きな曲を持ち寄って、ステージでコミュニケーションをとりながらの演奏、ひとたびソロをとればハッと息を飲む圧倒的な存在感のサウンド！
そして曲間はゆる〜いMC（もちろん良い意味ですよ！笑）…これは…とっても楽しそう！！

自然と引き込まれ、あっという間にアンコールまで終了となりました。

各メンバーさんの音楽ルーツを垣間見ることができ、その曲とアーティストへの溢れんばかりの敬愛の念を感じることができる、音楽好きには大変”オイシイ”ライブを見ることができた芸術鑑賞会でした！

今期の芸術鑑賞会は今回で無事終了。
さあ、来期はどんなステージを見ることができるかな？学生のみんな、お楽しみに～

教務・横山