CAT TOPICS
SOUND INN CATでレコーディング実習!
眠くて眠くてどうしようもなくて、目が痒くて痒くてたまらない春、みなさんいかがお過ごしですか!?
CATは先日、卒業式も無事終わり、校内が静かで少し寂しい春休み。
しかし同時に新入生を迎える準備が着々と進んでおり、新しい出会いに向け在校生も講師も職員も期待でいっぱいです!
待ってるぜ!新入生!!
さて、ミュージシャン学科ボーカル・ギター・ベース・ドラム・キーボード専攻の在校生はそんな春休みも大忙しです。
先日BIGCATでステージ実習を行ったばかりの彼らですが、今回はCATが誇るレコーディングスタジオ” SOUND INN CAT”にて、レコーディングの実習を行いました。
学内にこういった本格的な施設があるのもCATの魅力ですね!!
まずは楽器隊のレコーディング実習!(ボーカル専攻の実習は後日行われる予定です)
今回は、より現場のレコーディングに近い環境を作るため学外からディレクター(レコーディングを取り仕切る監督的な役割の人のこと)をお招きしました。
ご協力いただいたディレクター・西野さんはご自身もギタリストとしてスタジオミュージシャンの経歴をお持ちで、その後なんとあのサカナクションをはじめ数々のメジャーアーティストのディレクションを担当された方。
そんな西野さんの自己紹介を聞き、学生たちも少々ビビり…いや、緊張しながら(笑)レコーディングスタート。
※一番手前に座ってらっしゃるのが西野さんです。(うしろ姿だけですが…笑)
今回はせーので一緒に演奏する「一発録り」と言われるレコーディング方法でレコーディングを行います。
お互いの顔を見ながら演奏できるため、コミュニケーションは取りやすいものの、ヘッドホンをして慣れない環境での演奏に学生たちも少々困惑気味…まだ1年生ですもんね…
自分の順番がまわってくるまで落ち着かずズーッと練習している者もいれば、さっきまで余裕で人のテイクを見てたのにいざ自分の番になってブースに入ると上手くいかずに焦る者も(笑)。
しかし、さすがは百戦錬磨の西野さん!巧みな進行でいつの間にか学生たちの緊張もほぐれ、徐々にいつもの力を発揮できるように。
ひととおり全員が録音を終え、ソロのオーバーダビングや、部分的に録り直しを行う「パンチイン」、バッキングパートを楽器だけを変えて多重録音し『音の壁』を作り出す手法など、REC実習ならではの経験もできました!
最後の質問コーナーでは、ライブとレコーディングの音作りの違いや、レコーディングに挑む際気をつけるべきこと、レコーディング中のメンタルキープの仕方など、現場では聞けないような質問にも西野さんに細かくお答えいただきました。
そしてなんと!その質疑応答の30〜40分間に、この日レコーディングエンジニアを務めていただいた、CAT音響エンジニア専攻講師の山本先生が、最後のバンドのテイクをラフミックスとしてミックスしてくれていました!
ヒューヒュー!さすが先生!!
ラフミックスではありますが、自分たちの演奏が音源となってレコーディングスタジオのモニターから鳴っているのを真剣に聞く学生たち。
プロのサポートのもと、本格的なレコーディングをするという貴重な経験ができたことはもちろんですが、学生たち個々に色々と課題が見えた実習になったのではないでしょうか。
ぜひ今後の音楽活動に活かしてもらいたいですね!
(教務:横山)