ギター工場見学レポート パート3

2009/12/07

ギターエンジニア専攻 ギター工場見学

ギター工場見学レポート パート3

そしてさらにバスで移動、この日3箇所目の『株式会社ディバイザー・飛鳥ファクトリー』さん。

事務所の場所を聞こうと倉庫らしきところへ入っていくと、いきなりギタエンの卒業生・内海君、秋山君に遭遇!そうです、ディバイザーさんでもたくさんの卒業生が活躍しています!
この日案内してくださったお二人のうち一人も卒業生の田中君。後輩のために色々と詳しく説明してくれていました。

こちらでもやはり、倉庫に山のような楽器用の木材が!どこの工場でも、やはり木材の管理に相当な力が注がれていることを再確認。
工場内には大小さまざまな機械類や作業台、加工途中の木材が所狭しと並んでいました。作業されている職人さんも若い方が多く見られ、かなりの熱気!!そしてさらにここでもボディ材と格闘する卒業生・上田君の姿が!がんばってるねー!

建物内のイメージとしては、「工場」と「工房」のちょうど間ぐらいの雰囲気でしょうか。CATの製作実習でも使用しているピンルーターを発見するなど、親近感を覚えると共に、やはりプロの手にかかると同じ機械でも効率よくスムーズに仕上がっていくボディやネック。思わず見入ってしまいます。

飛鳥ファクトリー内には、アコースティックギター「The momose」で有名な百瀬恭夫さんのカスタム工房もあります。学生が入ってくるのを見ると、なんと百瀬さん自ら作業の手を止めて製作工程について説明してくださいました!個人的には、カタログでしか見たことの無い百瀬さんに直接お話を聞けて感激(笑)。ミーハーですね。

塗装工程や組み上げ工程、チェックルームなどそれぞれ別々のブースを見学したり、レーザーでヘッドロゴを入れているところを見せていただき、この日最後の見学先、『株式会社ディバイザー・ヘッドウェイファクトリー』さんへ移動。

前の飛鳥ファクトリーさんはエレクトリックギター・ベースの製造が中心なのに対して、ヘッドウェイファクトリーさんではセミアコ・アコースティックをメインで製作されています。
そもそもディバイザーさんは、ヘッドウェイブランドのアコースティックギターからスタートされたそうで、そのノウハウを生かした、どちらかというとハンドメイドよりの製造方法が取られていました。

やはり各工程ごとに分けられたブースで、木工、ネックジョイントやボディトップの接着、アコギのサイド板のベンディング、塗装、組み込み…と全工程を見せていただきました。普段見ることは出来ないセミアコの内部など、学生も興味津々。
そして、組み込み工程でまたまた卒業生の道さんに遭遇!なんと道さんは飛鳥・ヘッドウェイ内で唯一の女性クラフターなのだそうです!ガンバレ・道さん!

以上で今年のギターエンジニア工場見学も終了!
雨のそぼ降る中、長野から大阪・江坂に向けて出発しました。

2日間、全7箇所のハードスケジュールでしたが、学生たちも普段見慣れた実習室を飛び出し、第一線で活躍する卒業生に出会い、さまざまな作業工程や各社のポリシーを実際に体感してかなりの刺激を受けたようです。明日からのCATでの授業に存分に生かして欲しいですね!
 

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